
加齢に伴い、夫の手料理に変化が起きています。
スーパーのメンチカツとか、肉巻き野菜、茶碗蒸しなど
【いわゆる中身が分からない食材】です。
私が嫌っているので、今までは滅多に登場しませんでしたが、
「美味しそうにみえたから」「食べてみたかったから」
という理由で、買ってきたそうです。
案の定、「う~~ん、衣が厚いね。」「脂っぽいね」
となって、完食には至りません。私は一口だけお付き合い。
70歳を過ぎて実感するのは、男女の味覚の違いです。
やっぱり男性は「旨いモノ」に目がなく、たくさん食べたい。
私のような女性が欲するのは「身体に優しく、美味しいもの」
お刺身やステーキは少し食べれば満足で、白和えとか
野菜の煮物、ふかしたサツマイモなどは結構大量に食べます。
最近のヒットは発酵小豆。
(小豆250gを煮ておいて、250gの米麴と混ぜて12時間発酵させる)
サツマイモの上に発酵小豆の球を載せ、刻みアーモンドや
高カカオ・チョコレートダイスを散らしてパフェ風にしたものを
夕食後のデザートに。
今年の新登場ではないけれど、定着したものがもう一つ。
オートミールクッキーです。
オートミール150gに同量の粉類(何でも)+卵2個+オリーブオイル
きび砂糖などで甘みを加えるので、さっぱりお菓子系です。
粉は、本当に何でもOKで、賞味期限が迫ったアーモンドプードル、
きな粉、大豆たんぱくなど。
この「ちょい甘クッキー」は荒く砕いてパフェのトッピングにも、
生野菜サラダのトッピングにもなります。
少しだけ甘くてカリカリの歯ざわりがGood。
たまに開く健康料理教室の生徒さんにも好評です。