穏やかさを保つことは、自力整体では「整心法」として
薦められています。同じことなのですが、ヨガの世界の言い回しは
さすがに深いな~、と思い、メモします。
p.116 いつも対象を自分に置いていて、客観的に自分を見つめ、
ありのままを受け入れる。この習慣が身につくと、
周りの変化に惑わされていることが無意味に感じられ、
今、自分がすべきことが見えてくるようになります。
悩んだり、苦しんでいたことが、
大したことではなかったことに気づくかもしれません。
p.117 対象を常に「自分」に置くという習慣が身につくと、
自分には敵がいないということに気づきます。
p.118 周りがどうではなく、起こる出来事はすべて
自分次第なのです。自分次第で世界が変わる、
世界と自分が同じであることをヨガでは、
イーシュヴァラ(世界)=自分/梵我一如(=自分と
世界・宇宙が同じであるとする考え)と考えます。
自分がどうあるか、何をすべきかを決めるのは
自分自身です。大事なのは、
今、自分が何をしたいのか、自分がすべきことは何か、
自分がどうあるべきかを明確にし、
一つ一つ丁寧に行っていくことです。
そうしていると、他人の成功を羨んだり、悔しいと
思うことは自然となくなっていくはずです。
そして、人の成功を自分のことのように喜ぶことが
できるようになります。なぜなら、自分のすべきことが
明確になると、周りの人は敵ではなくなるからです。
まだ記憶に新しい、東京オリンピック・スケートボードの若き選手たち。
すごい技を決めた選手には惜しみない拍手と声援。
残念ながら失敗してしまった少女に駆け寄り、抱きしめ、慰め合う姿は
まさにヨガ的な精神だったのね、、、と理解できます。
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