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いやぁ、とてもとても面白い本でした。
私は読みながら「後でメモしよ!」と思ったところに
付箋を貼るのですが、30枚以上になったかも。
著者は老年精神医学の医師で、著書は20~30冊/年だそうな。
一生で、というなら分かりますが、年にです!
つまり、私が次に読む候補を図書館に予約する量が増え、
どんどん入ってきそうなので恐ろしい・・・・・なんて贅沢ですね。
魅力的な高齢者の大きなポイントは「余裕」
p.40 歳をとるほど、(中略)不安感や恐怖感で
動いている人が多く見られます。
p.41 一方で、そうなることは当たり前だと実感できていて、
「人間いつかは死ぬんだから」「いつかはボケるんだから」
と言っている人は、余裕や風格さえ感じさせます。
著者は高血圧だし、空腹時血糖値も高く、帯状疱疹を経験したり、
利尿剤のせいで頻尿だったり、数値的には良くない状態ですが、
原因が分かっているし、対処法も分かっているのだから安心して
暮らしているそうです。
無理に「一般的に正常といわれる数値に近づけようとは思わない」
私も上に同じです。
やれる範囲で「健康によい全てのこと」をしている自信があるので、
何が起きても、「あぁ、そうなの」と受け入れられると思っています。
そもそも、そういう気持ちで仕事も趣味も大車輪でやってきたので、
「明日事故で死ぬ」と分かっても「ま、イイか。散々やってきたからね。」
と思えます。これが和田医師がいう「余裕」というものかもしれません。
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