こつなぎの写真ノート

身近な自然の彩りを楽しみながら

束の間の青空

2016-08-17 | 朝景

今日、台風7号によるフェーン現象のために、当地では久し振りに高温注意情報が出された(36.4℃(13時))。ちなみに、群馬県館林市では気温39.6℃(14時)が記録されたとのことである。さて、昨夕から天空を覆っていた厚い雲が去り始めると、日差しが強く濃い青空のもとに、この時季にしては珍しいほどの透明な景色が現れた。


家の近くの散策路にて(北方向)。群馬県桐生市、17日朝。

自分達が住んでいる場所は三方向(東、北、西)を山で囲まれている。

ここでの流れは桐生川(一級河川)である。水量は上流のダムで調節されている。

 

左奥の山頂は鳴神山(980 m)である。その右には、残馬山(1107 m、中央)や根本山(1198 m、右)が

見える。後者は根本山信仰のシンボルである。 

 

 市民の山とされている吾妻山(左、480 m)から鳴神山(右)に至る稜線は健脚向けコースである。

 

東方向での稜線。尾根道は浅間山、八ヶ岳連峰、奥秩父連山などの展望路である。

 

西南方向での青空。橋の上では奥秩父連山が望める。

 

さて、透明感に満ちた眺めは束の間のことであった。この後、空は再び厚い雲で覆われた。そして、今夜は雨が降っている。