雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!
Cooled60Dが再び(三たび?)壊れた夜に撮った「しし座の銀河トリオ」です。
M66棒渦巻銀河(左下)M65渦巻銀河(右下)NGC3628渦巻銀河(上) (しし座)2150万光年(M66)、距離2400万光年(M65)、3500万光年(NGC3628) 2013. 4. 4~ 5 VixenR200SS+x1.4エクステンダ(合成f=1120mm) 15分×9枚、10分×1枚 ISO1600 Cooled60D(-15℃) タカハシ EM-200USD赤道儀 PHDGuiding
いつもならもう少しこってりと色濃く仕上げるのですが、この夜の透明度は2.5(5段階評価)。しし座の形がかろうじてわかる程度。それでも、20cm口径で15分露光を2時間以上撮れば何とかなるだろうとの力技だったのですが・・(数多い春の銀河の大半は、このように色味の乏しいものがほとんどです。)
結果は、Cooled60Dが撮影終了後エラー表示で完全機能停止。原因は、たぶん冷却による結露で電子回路がショートしたのではないでしょうか?前回は”カードを認識できなくなり”その原因も、結露との判断でヒータを強化してもらったのですが。
販売元からの返答はまだないのですが、できれば冷却には見切りをつけただのFIL改造の機種に替えてもらえないかと考えています。すでに60D用にACアダプタ、LPS-P2 FF FILとかなりの投資を行っています。
その後このエラーの原因は不具合発生では無く、オフにしてあった「セルフクリーニング」設定が何かの拍子にオンに変わったためだとわかりました。5月末現在、正常に使用しております。
========================================================はたしてFIL改造だけの60Dとして再登場するのか?販売元だけでなく改造元の意向もからみ、先は見えません。当面はKissDX SEO-SP2に戻るしかありません。
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