雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

ペリカン星雲から北アメリカ星雲 3枚モザイク完成

2013年10月03日 | 天体写真(星雲・星団)
27日の夜、月が昇り始めるまでの間に撮影した
3カット合計10分20枚で完成させたモザイク画像です。
( 画像クリックで拡大してご覧ください。)
撮影DATA: 2013/09/27 20:08’~23:46’ VixenR200SS(f=800mm F4.0)バーダーMPCCⅢ
露出 10分×20枚(東側7枚、中央6枚、西側7枚モザイク合成)  ISO 1600 LPS-P2FIL Cooled 60D (気温13℃ 冷却-9℃)
EM-200USD赤道儀 OrionSSAG ガイドスコープGS-60S PHD Guiding ステライメージ7

始めて短焦点反射鏡による3枚モザイクした画像を見て感じた事は、
意外に おとなしい! というものでした。

以前に300mm望遠レンズで撮った画像と比較してみると。
確かに、この画像の方がにぎやかに見えますが、
この写野の中央部を約14倍の画素数を使って切り取っています。
この高画素(元画像 8574×5367画素)の効果はブログ画像ではわかりにくいですが、
大きくプリントする場合などで差が出るものと考えています。
( でないと、わざわざ拡大して分割撮影してモザイクする意味が・・ )

モザイク画像の一部を部分拡大してお見せします。(画像クリックで元画像の50%縮小表示)

ペリカン星雲 頭部

濃いガス雲のシルエット

メキシコ湾沿岸

見事な北アメリカ大陸とペリカン鳥の姿は、明るく広大なガス星雲の手前にある
暗く冷たい暗黒星雲のシルエットにより描き出されたものです。
更に暗黒星雲の手前で輝く星々があり、宇宙の奥行きを感じる事ができる領域です。


今回、モザイク合成に使ったのはマイクロソフトより無償で提供されている
パノラマ写真合成ソフトのImage Composit Editor です。


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R200SS短焦点反射鏡による3枚モザイクはこれが初めてです。
残念ながら3枚のモザイクで見栄えがするような
大きな撮影対象は、そんなには多くありません。

雲上くもがみ
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コメント (6)
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