雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

わたしのブログでは評判の良くなかった NGC281パックマン星雲

2024年09月15日 | 上越天体写真友の会
4日夜(正確には5日早朝)最後に撮った3タイトル目は、カシオペア座のNGC281通称パックマン星雲です。


 NGC281 パックマン星雲 (カシオペア座) 
( 元画像の50%サイズで ノートリミング )
( 北は上の方向 になっています )
撮影DATA : 2024/ 9/ 5 01:58’~ Vixen R200SS(コレクターPH) (合成fl=760㎜ F3.8)
露出 4分 ×2枚+6分×15枚 (総露光時間98分)Gain150  Offset 8 ホワイトバランス(R50%・B50%) LPS-D1フィルター ASI533MC Pro(冷却-5℃)
 タカハシ EM-200 Temma2M  ステラショット3(導入・オートガイド・撮影) ステライメージ9(画像処理)
ダーク・フラット共、未作成のため 未処理
途中で雲が出てしまい、薄明が始まる前に撤収しました
この星雲撮るのは5年ぶりで、ASI533MCカメラでの撮影は今回が初めてです。

明るく写しやすい散光星雲なのですが、のっぺりした写りでわたしのブログではこれまで不人気でした。
たとえばこれまで当ブログにNGC281が登場した記事名を見ても・・

2013/10/14  「 パックマン星雲、名前ほどおもしろくないような・・・・・・・・・・
2015/10/ 6  「 月明りにもめげず、カシオペアの2対象星雲名すら出してもらえず
2016/ 9/12  「 パックマン星雲、もう撮ってやらないはずだったのに。・・・・・・
2019/11/15  「 パックマン星雲、フルサイズで撮る意味はあるか?・・・・・・・・・・
記事名クリックで当時の画像を見ることができます
といった具合で、ひどい扱いをされています。

2019年にフルサイズデジカメEOS6Dで撮った画像(トリミングあり) ↓

今回は低ノイズのCMOSカメラでの撮影で強い処理をかけられたので、星雲の細部が見えてきました。

この星雲 ナローバンドフィルタを使って撮影すると、見違えた画像が得られるので最近人気があるようです。
(今回の撮影ではナローバンドフィルタは使っていません)

当ブログ恒例の撮影時の空の状態がわかる「只今撮影中ショット」になります。 ↓
( 鏡筒の向いた方角に見える小さなが今回の撮影範囲です )
2024年 9月 5日 02時11分~ Tamron Zoom(fl17mm F2.8)30秒×6枚 ISO1600 
ソフトフィルター使用 kiss DX(SEO-SP2) 三脚固定撮影
画像の右側が明るいのは、公園近くの道路の防犯灯によるものです
撮影開始してまもないころの「只今撮影中ショット」で、この1時間半後には全天濃いめの雲に覆われました。


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これで撮影画像のストックがなくなりましたので、次回は
「EM-200には無理だ!」というのにやって来たC11鏡筒
の その後を報告したいと思います。
 

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