昨晩出先から帰って、TVで、アップル社のスティーブ・ジョブズ前最高経営責任者(CEO)のニュースを知った。
膵臓ガンだったようですね。56歳。
最先端の医療も受けられた思うのですが、56歳は若すぎます。
お悔やみを申し上げます。
私自身は、アップル社の製品を使うことなくずっとやってきました。
まあ、お名前位を知る程度の理解でした。
アップル愛好の皆さんは、落胆していることでしょうね。
そんな訳で、TVニュースで紹介された、05年スタンフォード大学の卒業式のスピーチを初めて知りました。
「17歳の時から33年間、毎朝鏡を見て自問自答している。『今日が人生最後の日だとしたら、私は今日する予定のことをしたいと思うだろうか』。そして、答えがノーであることが何日も続けば、何かを変えるべきなんだ」。強いメッセージを送った後に「ハングリーであれ、愚かであれ」と。
このスピーチは、高校の英語のテキストに使用されているとか。(確かめていません)
この文章を読んだとき、(ジョブズ氏 ずいぶん日本的だなー、仏教的な感性だナー)と思ったものでした。
で、「愚か」から、最澄の「愚の中の極愚」、親鸞の「凡愚」を連想したものでした。
今朝のニュースでは、ジョブズ氏は、若い頃、曹洞宗の坐禅をしていたことも知りました。
話は飛びます。
ニューヨークのウォール街周辺や全米各地で格差社会に抗議する大規模なデモが行われているそうです。
グローバル、市場原理・アメリカ中心のモノを中心とした資本主義の反省の時代がやってきているのでしょう。
日本の仏教(慈悲・智慧・平等)を、世界に発信することが大事ですね。
先ずは、その前に、昨日のブログで書いたように、
「日本人はなぜ日本から学ばないだろうか!」
日本人なら、まず、仏教を学びましょう!