本日午前、《くりのみ会・親鸞とカウンセリングコース》が開催されました。
本日の参加者は、総勢5名(男子1名 女子4名)でした。
テキストの『教行信証』(岩波文庫)、156頁11行目~164頁2行目を音読しました。
さて、井戸端タイムで、最近読んでいる<
小川洋子 河合隼雄の対談集
『生きるとは、自分の物語wつくること』
新潮社
を紹介させてもらいました。
本書の中で、心理療法の専門家の河合隼雄さんは、クライエントのお話を決して第三者にもらすことはできません。
ご自身のなかにたまるクライエントの秘密のお話を聞いていると、ご自身が一杯になってしまいます。
そこで、河合さんはご自身のバランスを保つのに「ぼくはアースされているから大丈夫」と述べています。
「アース」の具体の一つとして、一度聞いた話を完全に忘れる技を身につけられていると話されています。
その話を聞いた、H澤さんとS藤さんから、
「月に一度の【くりのみ会】は、私のアースになっています」とのお言葉。
主宰者としては、本当に嬉しい言葉でした。
9月の親鸞とカウンセリングコースは、9月29日(土)になります。