本日は、親戚の葬儀で、銚子まで往復しました。
京葉道路~千葉東金道路~横芝光~126号~銚子へ。
葬儀後、納骨のため、銚子~森戸町を往復しました。
この路線は、若い頃も走っていますので、その様変わりには驚きます。
一つは、水田が本当に少なくなりました。その後の、荒れた水田の草むらです。
もう一つは、大型店舗の出店。
本当に、これほどの出店で、(商売になるのかナー)と思います。
ボクの予想ですが、過当な市場原理で、閉店に追い込まれると思います。
銚子駅前の、地元の商店街。
全国どこでも見られる(シャッター商店街)になっています。
お昼食。
銚子を代表する大型ショッピングモールのレストランに立ち寄りました。
開店当時、このショッピングモールには立ち寄ったことがあります。
当時の客足とは雲泥の落差。
お客も少なく、レストランの3割近くが撤退の状況でした。
このような状況は、我が故郷・伊豆でも同様です。
伊豆急行が伊東~下田に敷設されたのが、昭和36年だったと思います。
私が、高校2年の時でした。
伊豆急行の開通からは、時代のバブルとの相乗効果で、(伊豆は大ブーム)になりました。
大型ホテル・旅館の建設。
レストラン、民宿、美術館…各種観光産業が盛況でした。
ですが、現在の伊豆は、本当に残念ですが銚子同様に、
ホテル・旅館の廃業をはじめとして惨憺たる状況です。
安倍政権は、「積極的平和主義」とかの当たりの良いプレゼンで、
「安全保障法制」を成立させようと多くの専門家・国民の声を無視して突っ走っています。
当ブログで何度も更新しているところですが、
(当たりの良い言葉・プレゼン)の影には、(ウソ)が見えるものです。
今日の、朝日新聞「折々のことば」の、
臨床哲学者の鷲田清一さんの言葉には共感をします。
「全国津々浦々まで、景気の好循環を実感…!」は、ウソですよね。
銚子でも、伊豆でも、一部の大型店を除けば、閑古鳥が鳴いています。
威勢の良い軍需産業の育成をベースにした経済発展・政策から、
もっと国内問題・政策に目を向けるべきです。
我々国民も、少々、贅沢に慣れすぎました。
少し物欲を抑えて、我慢も大事な時代がきているように感じています。