テニス全仏オープン。
錦織圭の3回戦。
相手のB・ベッカー(ドイツ)が、右肩のケガで棄権となりました。
これで、錦織圭の「ベスト16」が決定しました。
一試合飛ぶので、(試合カン)と(試合のリズム感)が心配になりますが、
マア、チャンコーチがついていますから大丈夫でしょう。
しっかりと休養をとって、優勝に一歩でも近づいてもらいたいものです。
東京オリンピックメイン会場「新国立競技場」の問題で
東京都の桝添知事と下村文科大臣が対立の様相です。
我々には、本当のことは分かりませんが、
そもそも東京招致には、無理があるように思っています。
ボクは、東日本大震災の復興と
東京電力福島原発の後始末の見通しが立ってから
招致をするのが良かったと思います。
立候補は、もっと先が良かったです。
それに、「無理」と「ウソ」はいけません。
先ずは、安倍首相の「アンダーコントロール」は、バレバレですよね。
「一事が万事」と言う言葉もありますが、
「新国立競技場」についても問題山積であります。
今日は、FIFA副会長他の逮捕のニュースが飛び込んできました。
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会他、
日本は大丈夫なのでしょうか?
昨日と今日、国会中継を見ていました。
二世議員が多いですね。ビックリ。
既得権益のことも気になりますが、
安保法制の「無理」と「ウソ」が見えるように思います。
「無理」と「ウソ」は、いけません。
そうそう、原発再稼働も、「無理」と「ウソ」の典型的な事例ですネ。
午後、法姉・Uさんのお見舞いに出かけました。
スキルス性胃がんのステージ4の末期の由。
ご本人は、「体調も小康状態なので、6月までは大丈夫です。
もう少し余命がありそうです。万一の時は連絡をしますので来てくださいね」
とお言葉をいただきました。
今晩は、週一回の「声明学園」。
前半は、(出仕)について教えていたできました。
後半は、「漢音小経」の読誦でした。
「お文」でアクセントについて、個人的な指導を受けましたが、
なかなか日本語は難しいですね。
『和讃』 『お文』、面白いです。
里村専精先生の「浄土真宗にようこそ」No38をお届けします。
大同の町は、現在は真っ黒な石炭の町です。
その石炭の町を抜けて、雲崗に白を基調にしたブッダの群像があります。
北魏の時代、つまり曇鸞(475-542)大師の頃からここの開窟が始まったと言われています。
恐らく、ここにある群像の幾つかは、曇鸞大師ご自身もご覧になったはずです。
けれども、曇鸞大師が50才を過ぎられた頃からの回心で、
大師の世界は大きく転換されていました。
釈迦仏を中心に学ぶ学びから、
一転して釈尊をも諸仏と数える巨大なサンガ世界に生まれる…、
そういう大きな世界観が、曇鸞大師の新しい学びになっていました。
「同一念仏 無別道故 … 眷属無量」と言われていますが、大きな世界です。
四海の内を皆兄弟とするのだとも言われていますが、全宇宙的な広がりを言います。
四海とは、須弥山の周辺の四方に広がる全世界を言いますが…。
我々は南の閻浮提に存在しているものの、東・西・北にある諸国を知りえないのです。
我々に接している他の三方の世界だけではなく、
もっと広く諸仏のサンガ世界があるのです。
阿彌陀仏のサンガは、それら一切の諸仏の世界を摂取するものなのです。
釈尊一代の仏法僧の三宝の歴史世界は、すでにしっかりと包まれていると言えます。
つまり本願の行は、一切諸仏の国土・人・天を見据えた偉大な行なのです。
大同郊外の石窟には、中国仏教を代表するに足る威厳があります。
けれども、曇鸞大師が生きてゆかれた世界は、
もっと大きな構想で中国仏教を包むものでした。
そういう大きな仏道の学びを、ほかならない中国の方々に学んで欲しいものです。
その学びは、現在の中国仏教の先輩である曇鸞大師が語られたもので…、
中国仏教にとっても、本当に大切な人類のための歴史遺産だからです。
五台山は、この雲崗から一日バスで走って到達します。
曇鸞という人間的な遺産を、改めて五台山でも学んで欲しいものです。
五台山で学んだ曇鸞の、その学びの成果を問い直してほしいものです。
カウンセリング研究会【くりのみ】のご案内
◆『歎異抄』と声明コース 5月30日(土) 午前10~12時
◆親鸞とカウンセリングコース 6月13日(土) 午前10~12時
『教行信証』の音読と楽談の学習会です。
◆『歎異抄』と声明コース 6月27日(土)
『歎異抄』の音読、親鸞和讃、楽談の学習会です。
会場は、「タワーホール船堀」です。
皆さんのご参加をお待ちしています。