国際ジャーナリストの堤未果さん。
日本の置かれている現状を、いつも鋭く的確に指し示してくれますので、
その言論を参考にさせてもらっています。
先日、葛飾区中央図書館に予約していた一冊が、ようやく届きました。
堤未果 著
『株式会社アメリカの日本解体計画』
「お金」「人事」で世界が見える
経営科学出版 22021年4月1日 第1版 3刷発行
マア、本書の内容は、書名から想像出来ますよね。
グローバル時代・自由経済の御旗を振って、
ウォール街が、ゆうちょ銀行、農林中金、年金・・・等々、
日本の預金を虎視眈々と狙っている。
マアマア、本書では触れられていませんが、
アメリカからの武器の爆買いも、同一線上の日本解体でしょう。
マアマアマア、
これも本書では具体的には書かれていませんが、
自民党が進める諸政策。
自民党は、アメリカの「日本解体計画」の先兵となっていると、
ボクは領解しています。
ボクは、国鉄民営化も郵政民営化も、大反対でしたねー。
小学校の英語教育も反対でしたねー。
金融庁のすすめる金融経済教育など、とんでもありません。
そうそう、政府が2万円ものポイントをつけて推進に熱心なマイナ保険証。
これなども、日本が誇る「国民皆保険制度」の破壊。
アメリカの保険会社の日本解体計画だと思います。
堤さんは、日本人がこれまで育んできた「お互いさま」の精神が、
ウォール街が一番に怖れていることとの教示。
同感です。
更に一つだけつけ加えたいのは、
ボクは仏弟子ですから、
~日本人の一人一人が(覚者)になること~ だと考えます。