「憲法前文」の音読を勧めます！

                                 
あれ程、毎日大騒ぎをしていた〈新型コロナ〉に関するテレビ報道。
ロシアのウクライナ侵攻がはじまったとたん、
主役の座をあけわたしました。
確かに、〈新型ころな〉の新規感染者数、
12日（火）あたりから、前週と比較して減少しています。
大変宜しい傾向ではありますが、
（油断は禁物！）ですよね。
GWによるリバウンドも想定されています。

以前、当ブログでも紹介した映画『教育と愛国』。
2017年にMBS 毎日放送で放送された
「映像'17 教育と愛国 ～教科書でいま何が起きているのか～」
の映画版です。
監督は、斉加尚代さんです。

集英社から新刊で、
斉加尚代著
「何が記者を殺すのか」
 大阪発ドキュメンタリーの現場から

が、先日出版されました。
購入して、読み始めています。

斉加さんの著書を読むにつけても、
昨今のテレビ報道の異常さを痛感させられます。

政権・権力に対する自己規制？忖度？なのでしょうか！
政治向きのコトは、素通りですよね。

ボクが、気になっていることのひとつは、
防衛省防衛研究所のスタッフが出ずっぱり。
戦略・戦術・武器etcについて詳細に解説しています。
不快ですね！
それに、市民生活にとっては、細かな戦略・戦術・武器etcの知識は全く不要です。

そうそう、東京電力福島原発事故の時、
「安全」であることを解説していた専門家とダブります。

そもそも、防衛省防衛研究所のスタッフは、
テレビなどに出演しないで“黒子”的なのが、
国家安全保障上もベターなのでは？
と素人でも想像してしまいます。

今、日本のテレビが報道することは、
繰り返し、戦争の愚かさ、停戦、平和を発信することだと確信しています。

憲法の前文には、
政府の行為によって再び戦争の惨禍が起こることのないようにすることを決意し、
ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。

日本国民は、恒久の平和を念願し、
人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、
平和を愛する諸国民の公正と信義を信頼して、
われらの安全と生存を保持しようと決意した。

とあります。
テレビは、ロシアによるウクライナ侵攻の報道をするたびに、
出演者全員で、「憲法前文」を音読したらいかがでしょうか！

 また、自民党安全保障調査会の面々も同じです。