先程、Zoom法音道場が終わりました。
水曜日の夜は、『顕浄土真実教行証文類』を学んでいます。
リーダーは、東京大谷声明学園研修科のお仲間の井◇さん。
聞法に熱心な井◇さん。
最近は、ご自身の「信心」についての学び深められています。
昨今の心境を語ってくれました。
蓮如上人の「御文・三 11」
「たとい牛盗人とはよばるとも、
仏法者後世者とみゆるようにふるまうべからず。
またほかには仁義礼智信をまもりて王法をもってさきとし、
内心にはふかく本願他力の信心を本とすべき」
蓮如上人の時代、
「仏法者・後世者」として目立つ民衆がいたのでしょう。
ですから、
そのような民衆に対して、目立つことをいましめ、
蓮如上人は「王法を先として、内心に本願他力の信心」とアドバイスをされてのでしょう。
ひるがえって、今時。
一般人にとって、仏教(宗教)との接点は、
葬儀とか法事の時だけのコトになっています。
また、一部の方々は、新宗教・新々宗教に走ります。
マア、身近なところでは、オウム真理教とか旧統一教会の問題がありました。
若い方々にとっては、仏教(宗教)は、ご縁のない時代になってしまいましたねー。
井◇さんの提言は、
義務教育段階、
「道徳」教育で「世界の宗教」について教えるのも大事ではと。
宗教について全く白紙の若者達が、
危ない新宗教・新々宗教のワナにかからない効用になりますよね。
カウンセリング研究会【くりのみ】& Zoom法音道場では、
里村専精師に教えていただいた、
「仏教は人間学 仏道は人間道」
を、
「仏教は自分学 仏道は自分道」
として学んでいます。
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