諺に、「備え有れば患(ウレ)い無し」があります。
意味はご存知のように、「万一に備え、あらかじめ準備しておけば、事が起こっても少しも心配事はない。」です。
もちろん、備えも大事ではありますが、今回の東日本大震災のTV放映を見たり、身辺の出来事を見るにつけても、自然の猛威の前での人間の存在は本当に弱いものがあります。
また、今回の震災では、原子力発電と人間のライフスタイルについても、大きな課題を突きつけられている感じがします。
自然と人間。
科学と人間(生活)。
21世紀に生きる我々の前に、大きな課題です。
そんな議論は先の先で良いでしょう。
先ずは、自衛隊や警察・消防関係者や海外からの救援隊も到着しています。
救命・救援の成果を心より祈ります。
※写真は、11日夕方、備えもしっかりと帰宅を急ぐ方々。
ため、予想以上の被害となったようですね。
原発も、震災を予想して作られていたとはいえ、
今回は予想以上の揺れだったのではないでしょうか。
地震に備えていても、それ以上の事態が現実には
起こるということが、証明されたわけです。
人間なんて、大自然の前では本当に無力なのかも
しれません。
科学など、人間の考えることも、
自然の脅威の前では取るに足らないことのように
思えてしまいます。
原発事故、本当に心配です。
原発の安全神話が崩れた今回、
世界中も福島原発を注視しています。
備えがあっても、患いは消えない気がします。
被災された方々にお見舞い申し上げるとともに、
亡くなられた方々に心からお悔やみ申し上げます。
どれだけの大きな被害になるのか想像がつきません。
原発のことも心配ですが、一刻も早い救命・救出を祈るだけです。
私は今日一日、家の中の復旧で過ごしました。