法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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主宰者の《日乗》

「制度の村」「生活の村」

2022年02月10日 15時21分14秒 | 日乗

外は、まだ雨です。
これから雪になる模様。
関東でも積雪しそうですね。お大事にしましょう。

朝から、身辺整理整頓なり。(笑)
古い新聞も片付けですが、
昨年の12月19日 東京新聞
《時代を読む》のコーナーの執筆は法政大学名誉教授・前総長の田中優子さん。
田中さんは、染織家の志村すくみさんと歴史学者・民俗学者の福田アジオさんの言葉を引いて、
制度・規則・社会規範を優先する社会と現実を多様にいきる社会についてのコメント。
そして、社会規範らはみ出すこともなく、自分や他者を抑圧することなしに、
別世(ベツヨ)(現実とは異なる時限)での出会い、関わりを大事にしたい由。

志村ふくみさんの言葉。

◇欅(ケヤキ)には欅の鼠があるらしい。椋(ムク)の木には椋の木の鼠がある。

◇ひとりひとりが違うものを主張しているはずです。
 根は根の主張をし、花びらは花びらの主張をし、蘇芳(スオウ)は木は芯材の主張をしている。
 だからそれぞれの主張を生かさなければ、これはほんとうに(色は)出ないんです」

阿弥陀経の次の句があります。

◆池中蓮華、大如車輪。青色青光、黄色黄光、赤色赤光、白色白光。微妙香潔。

◆池の中の蓮華、大きさ車輪のごとし。
 青き色には青き光、黄なる色には黄なる光、赤き色には赤き光、白き色には白き光あり。
 微妙香潔なり。

なむ ナム 南無阿弥陀仏


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