昨日更新した
森川すいめい著『その島のひとたちは、ひとの話をきかない』
からの引文。
伊豆七島の神津島(コウスヅシマ)のは、
自然がとても厳しいところです。
島の方々がよく使う言葉は、「なるようにしかならない」。
相手は変えられない、自然は変えられない。
変えられるのは自分。
だから、工夫をしよう。受け入れよう。
ありのままを認めよう。
そして、自分はどうしたいのかを大事にしていく。
人生は、短いのである。
生きてそして必ず生を終えるときがある。
さまざまなことがある。
それを間近でみている。
生きている時間をどう過ごしたらいいかは、
ひとがどこからきてどこへ向かうかを知っていれば、
落ち着いて考えることが出来る。
この島ではそれがはっきりと見える。
同じ時間を急いで生きても仕方がない。
ゆっくりと互いを大事にしながら生きていけたらいい。
(本書155頁)
道元さまには、「自己をならふ」の教えがあります。
親鸞さまには、「自然法爾」の教えがあります。
ボクが主宰の、
カウンセリング研究会【くりのみ】
zoom法音道場では、
『正法眼蔵』『教行信証』を学んでいます。
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