法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

カウンセリング研究会《くりのみ》
ZOOM法音道場のご案内
主宰者の《日乗》

11月のカウンセリング研究会【くりのみ】

2022年11月11日 23時10分03秒 | カウンセリング研究会【くりのみ】

11月のカウンセリング研究会【くりのみ】ご案内

◇11月19日(土)午前10時~12時
    親鸞とカウンセリングコース   『教行信証』音読&井戸端
 →会場:「タワーホール船堀」 会費:500円

◇11月25日(金) 午後6時30分~8時30分
   道元とカウンセリングコース  『正法眼蔵』講義&坐禅
    講師:駒澤大学教授 石井清純先生
 →会場:「タワーホール船堀」 会費:1000円

◆zoom法音道場も開講しています。

 

里村専精師:「浄土真宗にようこそ」No138をお届けします。

親鸞が親鸞になったその時。
それは「歎異抄」の後序と「御伝抄」に出ています。
いわゆる“信心諍論”という出来事です。
ともにこれは、唯円によってもたらされたもののようです。
浄土宗には伝えられていないし、本願寺系統独自の伝承です。
が、師匠の法然上人と、信心が同じだという発言は大切です。
もし信心が違っているなら、だれだって法然の弟子ではありません。
それは単なる「取り巻き」でしかないでしょう。
弟子が一人出来た時、法然には仏道の成就がありました。
このことを親鸞は後になって和讃で謳っています。
「平等心をうるときを
一子地となづけたり
一子地は仏性なり
安養にいたりてさとるべし」
とありますが、この一子地については、涅槃経を参照にしています。
しかも、信巻の信楽釈にそれを引いています。


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