法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

カウンセリング研究会《くりのみ》
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主宰者の《日乗》

里村専精師「浄土真宗にようこそ」No131

2022年01月07日 22時04分12秒 | 里村専精師の言葉

1月のカウンセリング研究会【くりのみ】

◇1月22日(土)午前10時~12時
 親鸞とカウンセリングコース 『教行信証』音読&井戸端
 →会場:「タワーホール船堀」 会費:500円

◇1月28日(金) 午後6時30分~8時30分
 道元とカウンセリングコース 『正法眼蔵』講義&坐禅
 講師:駒澤大学教授 石井清純先生
 →会場:「タワーホール船堀」 会費:1000円

◆zoom法音道場も開講しています。


里村専精師の
「浄土真宗にようこそ」No131をお届けします。

インドでも5月から雨期に入るかのようです。
釈尊を始めとして、無数の弟子たちが集いました。
それが雨安居です。 三ヶ月たって八月の十五日、釈尊は語られます。
「一つの道を二人して行くな、一人してゆけ」と。
真宗では「一人居て賑やか」といいました。
一人の人の上に、一切衆生・一切諸仏との呼応があるからです。
曽我量深先生は、大悲と呼応するという言い方をされました。
光明に遇うなら、厳しい愚かさが見えます。
が、如来の寿命に出遇うなら、摂取不捨の世界を賜るのです。
日々の暮らしが、往生の道場であり学びの場なのです。
真宗は、誰もの生存に深い眼差しを注いでいます。
親鸞聖人の90年の生涯は、豊かな仏道の世界だったのでしょう。
ながく尊い、ご一生だったと思われることです。


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