『教行信証・信巻』より
説聴の方軌を明かさば、『大集経』にのたまはく、〈説法のひとにおいては、医王の想いをなせ。抜苦の想いをなせ。所説の法をば甘露の想いをなせ、醍醐の想いをなせ。それ、聴法のひとは、増長勝解の想いをなせ、癒病の想いをなせ。もしよくかくのごとき説者、聴者は、みな仏法を紹するに堪へたり。つねに仏前に生ぜん〉と。
※説聴の方軌…教えを説く者、教えを聞く者の心得※増長勝解の想…仏法を領解し、味わうすぐれた心が成長してゆくこと。
いろいろな場面で、話す・聞く、説く・聞くことに直面する。両面からの心得を説いているところが嬉しい。
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