フーテン老人聞者(くりのみ)は、毎日が日曜日・毎日がフリーターであります。
月曜日と木曜日は、ご病気で療養中のご近所の先輩の処にでかけます。
以前は、ご一緒に『正信偈』の読誦&楽談をして過ごしたのですが、この頃ご病気が進行してお声がでなくなりました。
この頃は、奥様が『正信偈』の読誦に参加して下さるので、二人で読誦するのを聞いていただいています。
午後の1時からは、「大竹まことゴールデンラジオ」を聞きます。
本日の放送で面白かったのは、ウルグアイの大統領ホセ・ムヒカさんのエピソード。
大統領は、ウルグアイの最高最高権力者で月収は日本円で約97万円。
そのほとんどを国民のために寄付し、同国の平均月収の約6万円で生活しているそうです。
そのホセ・ムヒカ大統領の言葉
「『世界一貧しい大統領』と呼ばれている。でも、自分では貧乏とは思っていない。本当に「貧しい人」は、ぜい沢な暮らしを保つためだけに、働く人だ。そして常に何でもを欲しがる。「もっと! もっと!」と。多くの財産を持たない人は、財産を維持するために奴隷のように働き続ける必要がない。財産はなくても、自分のための時間がある。これは誰にでもできる自由な選択だ」
本年6月に行われた「国連持続可能な開発会議(リオ+20)」での言葉
「人類は今後70~80億もの人が、今日の豊かな社会で見られるような、「消費」と「無駄」を維持できるだろうか? それだけの資源が地球には残されているのだろうか? 消費による成長は、もはや盲目の強迫観念である。あたかもその裏側に「世界の終わり」が意味付けられているように」
BBCのニュースをWEBのロケットニュースが記事にしています。
「ゴールデンラジオ」は、ロケットニュースからの紹介でした。
さて、ホセ・ムヒカ大統領の言葉。
痛快ですね。
私は、大統領は、釈尊の真弟子のように想いました。
金持ち民主主義の輩。
新自由主義とかの輩。
TTPに参加しようとしている輩。
etc
大量生産・大量消費を誘導する金持ち民主主義のハゲタカ共に、大統領の言葉を煎じて飲ませたいものです。
仏教には、「吾唯知足」(われただたるをしる)の良い言葉があります。
昔昔、高校の時の修学旅行で龍安寺に立ち寄ったことを思い出しました。
龍安寺の裏庭に「知足の蹲(つくばい)」がありましてねー。