法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

カウンセリング研究会《くりのみ》
ZOOM法音道場のご案内
主宰者の《日乗》

気鋭の学者・白井聡氏「首相は自衛隊の犠牲者望んでいるのか」

2015年05月11日 14時43分03秒 | 日乗

東京新聞web版によりますと、
自民・公明両党による与党協議会で、
集団的自衛権行使を可能とすることを明記した武力攻撃事態法改正案など関連法案の全条文を審査し、正式合意したそうです。

平和憲法をもち、
戦後70年間、
戦争で自国・他国の隊員(兵士)・国民を殺すことのない時代から、
戦争に舵を切るようであります。

昨日も、読売新聞の世論調査では、
内閣支持率は横ばいだそうです。
ボクの周囲では、アベ自民党に対する支持者は少ないのですが…

一般社会でも、「接待の裏」には必ず(何か?)があるはずです。(笑)
アメリカの大接待。
安倍首相は、アメリカにどんな(貢ぎ物)をと思うところです。

「永続敗戦論ー戦後日本の核心」で石橋湛山賞を受賞した気鋭の学者・白井聡さんが、
日刊ゲンダイのインタビューに答えています。

ボクは、白井さんのお考えに同感です。
ぜひ、皆さんもご一読を!

日刊ゲンダイ
   ↓
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/159617/1

 

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「聴く」

2015年05月11日 10時15分14秒 | 日乗

「教育もカウンセリングも仏道も、聴聞の一道」
ボクが主宰している、カウンセリング研究会『くりのみ』のキャッチコピーです。

3日、詩人の長田弘さんが胆管がんのため死去されました。75歳。

今朝の東京新聞《筆洗》は、長田弘さんの話題です。
一部引文。

<聴く、という一つの動詞が、もしかしたら、人の人生のすべてなのではないのだろうか?>。
花を見る。波の光を眺める。窓を開ける。街を歩く、考える。読む。
いずれもが「聴くことである」といい、「聴くこと」は「愛すること」と書いている。
われわれは叫び、戦い、美しいものを「聴くこと」を忘れていないだろうか!

この頃、ボクが心配していることは、
「(どの分野・領域でも)モノ・コトを語る人は多いが、聴く人は少ない」

語る人…賑やか、派手、あかるい。
聴く人…静か、穏やか、くらい。
といった理解が一般的なのでしょうかね?!。

でも本当は、「聴く人」の心底は、(あかるく)そして(くらい)の両面を(一)として温めていると思います。

我が日本国のリーダー安倍首相は、国民の意見を(聴く)のが苦手のようですね。
それとも、確信的に(聴く)行為を忌諱している?!
《美しい日本》とは、《国語》を大事にするの一道だと思いますが、
このお方は、言っていることとやっていることが本当に乖離しています。
ボクの友人の臨床心理士のご夫妻は、
「真っ先に、アベ某さんのカウンセリングを…」と言っています。(笑)

ボクは、ハナからアベ政権を信じていません!
        ↑
(ボクの、毎度のフレーズ)
これまた失礼!長田さんの話題から、脱線しました。(笑)

 

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高史明先生・講演会

2015年05月10日 23時05分47秒 | 日乗

昨日・午後、江戸川区松江の正見寺様の「永代経」に出かけました。
その時、副住職様から、高史明先生の講演会のご案内がありました。
以前、高先生を、【くりのみ会】の講師にお願いしたことがあります。
また、高先生のお宅で開催された、
『歎異抄』『大無量寿経』の勉強会に出かけたことがあります。
久しぶりに先生のお話を聴聞できる楽しみをいただきました。

2015 親鸞聖人につどう  同朋大会
演題:今、いのちが あなたを生きている
      念仏よ興れ!
講 師:高史明先生
日 時:6月2日(火) 午後1時~4時
参加費:1000円
会 場:文京区シビックホール《大ホール》

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錦織圭 準決勝進出!

2015年05月10日 00時05分44秒 | 日乗

テニスのマドリード・オープン。
男子シングルス準々決勝で世界ランキング5位の錦織圭(日清食品)が
世界8位のダビド・フェレール(スペイン)を下さいました。
準決勝の相手は、マンディ・マリー(英国)。
この一戦に勝てば、ナダルとの一戦が実現しますね。
昨年の雪辱を、ぜひ見たいものです。

 

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新刊「103歳になってわかったこと」篠田桃紅

2015年05月09日 23時43分32秒 | 日乗



昨日の【くりのみ会】道元とカウンセリングコースの“楽談タイム”で、
お仲間の村田さんのお話に触発されました。
村田さん曰く、
「お坊様よりも、103歳の女流美術家・篠田桃紅さんの方が、
余程見事な生き方をしています。
語る言葉もシンプルで、仏道にかなっています。
木曜日の日経新聞に広告がでています」と。
早速、図書館でコピーしてきました。

篠田桃紅さんの言葉。
*「いつ死んでもいい」なんて嘘。生きているかぎり人間は未完成。
*生まれて死ぬことは、考えても始まらない。
*自分という存在は、どこまでも天地にただ一人。
*体の半分はもあの世にいて、過去も未来も俯瞰するようになる。
etc

本書を予約してきました。

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古宇田亮文・作品展

2015年05月08日 23時52分32秒 | 日乗

 

                    

先師・五十嵐正美先生門下の、古宇田亮文さんの作品展が、タワーホール船堀で開催中です。
古宇田さんは、亀戸のお寺の前住職で、毛筆・仏像彫刻の専門家です。
最近、水墨画を始めたと聞いていました。
10日(日)迄だそうです。

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親鸞仏教センター・ご御命日のつどい 

2015年05月08日 23時12分11秒 | 日乗

10時~11時30分。
親鸞仏教センターで開催された、「ご命日のつどい」に出かけました。
現在、ある病院の緩和病棟に入院している、法姉・宇◇◇のお勧めです。
宇◇◇さんは、ずっと「ご命日のつどい」に参加したそうです。
代理出席のような感じですが、不思議な法縁に感謝です。
先ず、
『正信偈』草四句目下げ、三淘念仏讃と六首引き和讃
所長・本多弘之先生のお話
でした。
これまでも、本多先生のお話は、何度も聞いてきましたが、
お勤めの調声(チョウショウ)のお声は初めてでした。

お昼は、友人の天◇さんの紹介で、お蕎麦&イカ天丼(900円)をいただきました。

 

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5月の【道元とカウンセリングコース】が終了しました。

2015年05月08日 23時09分33秒 | カウンセリング研究会【くりのみ】

今晩の参加者は、6名(男性5名 女性1名)でした。

学習の進行は、次の通りです。
①『修証義』 第四章 読誦しました。
②坐 禅
③テキスト:岩波文庫『正法眼蔵』仏性巻を音読しました。
④講師・寺◇先生のお話
 ダイアログ・イン・ザ・ダーク・ジャパンでの(暗闇体験)を報告していただきました。
⑤井戸端
 講師の寺◇先生のお話の後、
 長年、点字図書館でボランティアをしている村◇さんが、盲人の方々との交流について報告してくれました。

 『正法眼蔵』を音読して、井戸端で自由な交流をしている【くりのみ】会。
 本当に、平等・自由な学習会です。
 素晴らしいですよ。
 ぜひ、お出かけください。

次回は、6月5日(金)です。

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日建一郎展

2015年05月07日 23時47分50秒 | 日乗



九州・博多在住の日建一郎さんから、個展の案内が届きました。
若い頃、江東区の小学校に勤務していたころの同僚(先輩)です。
その頃は、毎夏、銀座で個展を開催していました。
久しぶりの個展で、本当に楽しみです。

日建一郎展
会場:ギャラリー檜F 中央区京橋3-9-2 宝国ビル4F
    (銀座線京橋駅1番出口より3分 浅草線宝町A4出口より徒歩1分)
期日:2015年5月25日(月)~5月30日(土)
    11:30~19:00(最終日は17:00まで)

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里村専精師 「浄土真宗にようこそ」No37

2015年05月06日 21時54分18秒 | 里村専精師の言葉

里村専精先生の「浄土真宗にようこそ」No37をお届けします。

続高僧傳の作者である道宣は、善導大師を見たのでしょうか。
「山僧善導なるものあり、てんかを周遊し、道律を求法す」と書いています。
山出しの若僧ですが、「道綽の部衆に遇いて、ただ念仏弥陀の浄業を行ず」ともあります。
的確ですが、この善導大師の真実の姿を見たとは言えないでしょう。
「それがし今この観経の要義を出して、古今を楷定せんと欲す(総結)」と善導は書きました。
「古今楷定」という言葉は善導大師自らの発言ですが、重大な確信がここにはあります。
この確信を、道宣は知らないのです。
一人の山僧が、巨大な大唐の都長安で黙々とやり遂げた一大事業は、見えなかったのです。
それは道宣だけではなくて、その後の多くの中国仏教の大勢がそうだったのです。
そしてそれは、今も同じように無視され続けています。
五台山という歴史の古い山岳道場に行くと、中国仏教の大方の趨勢が見えます。
たとえば日本天台の座主が、はるばると中国を訪問します。
けれどもその評価は、中国仏教の孫か曾孫がやってきた、というぐらいの挨拶なのです。
実際に中国仏教の規模と歴史の厚みは、比叡山と高野山を合わせたもの数十倍はあります。
このような中国仏教の現況に、がっちりと取り組む必要を感じます。
善導大師の壮大な古今楷定の事業は、曇鸞大師以来の玄中寺のサンガを背景にしたものでした。
善導のエネルギーとその確信は、玄中寺に培われたものでした。
ほかに、このような善導大師の学業を導いたものを考えることはできません。
サンガの学びが、一筋に浄土三部経にまつわって一つの歴史を形成していました。
親鸞はそれを七祖の伝承と見るのですが、それは確かな歴史を貫くサンガ運動だったのです。
そのような歴史に出会い、そのようなサンガに育てられて、善導の古今楷定がありました。
それはいわば、中国の仏教界をあげての大切な事業でした。
その事業は、まだ完成されていません。
道綽・善導の学びは、日本にしか伝承していなかったのです。
改めて、中国の仏教との対話を必要としているように思われることです。
何よりも、中国の人で親鸞とそのサンガの意義を見つめる若い人が生まれて欲しいと思います。

カウンセリング研究会【くりのみ】5月の予定
◆親鸞とカウンセリングコース 5月23日(土)
  『教行信証』の音読と楽談の学習会です。

◆『歎異抄』と声明コース 5月30日(土)
  『歎異抄』の音読、親鸞和讃、楽談の学習会です。 

皆さんのご参加をお待ちしています。

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