午前中、昨年お亡くなりになった法兄Ｍさんお宅へ。
毎週木曜日、奥様・お姉さまとご一緒に、声明の勉強をしています。
本日は、『正信偈』を真四句目下げでうたいました。
奥様は、声明が５年ほど。お姉さまは、３年目になります。
お二人とも、真面目な学びですので、真四句目下げもしっかりとうたえるようになりました。
夜は、毎週木曜日開催の「大谷声明学園」。
二淘、念仏和讃を教えていただきました。
里村専精師の「浄土真宗にようこそ」No7４をお届けします。
善導大師は7世紀に、画期的な仏道を語りました。
その善導を導いた人は道釈禅師ですが、
この禅師も曇鸞大師の伝承に連なる人でした。
中国の三祖は、一貫して他力の仏道を語ります。
それが実に大切だったことは、世親のお兄さんの無着の学びに関係があることです。
「摂大乗論」という書物は、世親菩薩だけではなく７世紀の唐の時代に重用でした。
善導大師の「観経四帖疏」の冒頭に、瑜伽唯識や十地経の用語が沢山出てきます。
そういう大切な用語を駆使して、善導大師は中国仏教の過ちを覆します。
古今楷定と言いますが、決定的なことは存在の学を回復しているということです。
それまでも、そして今日でも、中国仏教の学びは理性の学でした。
が、善導大師の学びは、韋提希夫人に事寄せた人間存在の学びでした。
理性の学びは観念の学ですが、存在の学びは生存の本来を物語るものでした。
理性による観念の学びは、意識の内部事情に過ぎませんが…、
存在の学びは、およそこの世に生きるもの・存在する一切のものの意味を学ぶものでした。
仏道というものは、理性を超えた存在の道理を解き明かしたものだというのです。
言われてみれば、確かに仏教は教養の道具ではありません。
それは実に実践的であり、意識の暗黒に無尽の光明世界を開くものでした。
それは生存する生命の深いダルマを語り明かすものだったのです。
７世紀の長安、そこに現代の誰もが訪ねている人間の学びがありました。
画期的な仏道は、既に７世紀から開かれていたのでした。
言うならば他力の仏道とは、意識や観念を突き破った存在の学びだったのでした。
意識は、決して存在を把握出来ないのですが、誰もがこれを誤るのです。
意識の袋小路から出て、存在の大道を玄中寺の三人は語っています。
《声明カウンセラー・くりのみ》が主宰・同人として参加している学習会のご案内です。
ぜひ、お出かけください。
◇カウンセリング研究会【くりのみ】 ＊主宰しています。
◇「歎異抄」うたと語り合い ＊同人として参加しています。
◇（願海庵）やさしい仏教塾 ＊同人として参加しています。
日程はコチラから。
↓
http://www.ab.cyberhome.ne.jp/~kurinomi/calendar/calendar.htm
内容は、『教行信証』『歎異抄』『正法眼蔵』の音読＆楽談（エンカウンター）etc…。
だれもが参加できる楽しいサンガです。
午前中、文京区のお寺様に出かけました。
先生は、前坊守様（８２歳）。
坊守さまのご主人（前ご住職）のお言葉を書かせていただきました。
花びらは、風に舞い
石は 黙して語らず
夜は、毎週開催の『歎異抄』うたと語り合い。
ご参加は、５名（男性）でした。
＊『大無量寿経・四十八願と重誓偈』読誦
＊『歎異抄・第十三章』本文と現代語訳の音読
＊語りあい
＊親鸞『正像末和讃』次第三首
＊念仏
なかなか充実の内容ですﾖ。
ぜひ、お出かけください。（笑）
＊毎日が日曜日状態の中期高齢者（笑）ですので、
一日のマネージメントは全くの「自己中」です。（笑）
今日は午前と夕方、参院予算委員会のＮＨＫの中継をみました。
＊安倍首相。お元気で何よりです。
昨日は、岩手県宮古市にお出かけの由。（↑写真）
本日は、午前・午後参院予算委員会。
夜は、サウジアラビアのサルマン国王との首脳会談、
晩餐会。お疲れ様です。
＊昨日の「首相の一日」。市立宮古第一中学校の卒業式であいさつをされたそうです。
昔、教育現場でお世話になっていた一教師としては、
首相が特定の学校の卒業式に参加するのは如何なものかと感じます。
＊午前の質問者は、自公の議員。
マア、迫力の無いヨイショのような議論でしたが、
自民党の山谷議員の質問。
「文化芸術資源を活用した経済の活性化」で、
（全国津々浦々の地域のお祭り。付加価値をつけて経済活性化できる）
（首相が政府専用機で経済人を同行させているが、これからは文化人・芸術家を同行させる）
どうも、この政権は、（何から何まで、お金にする）ことを考えているようです。
深いですねー。大きな、お世話です。
＊日本中が、（経済・景気）で煽られているような気がします。
ボクの辞書には（笑）、
文化・芸術は、権力から離れたところで花が開く。
文化・芸術は、経済・景気かた離れたところで実をつける。
とあります。
＊福島みずほ議員が、加計学園問題で安倍首相に質問していました。
マア、一国民としては具体的な情報は持ち合わすことはできませんので、
国会でのオープンな議論を期待するものであります。
森友学園問題にしても、国民が納得でいる説明をする必要がありますよね。
マア、当ブログで、政治向きの話題を取り上げることもありますが、
政治議論をしようとは思いません。
「各各安立」が実現する世を念じる気持ちからです。
以前から、（手に入れたいなー）と思っていた『大谷声明集成』。
法蔵館から、復刻版（3万円）が出版されていました。
ウムー、３万円。
気合いを入れて注文。（笑）
昨日、到着しました。
震災から６年目になります。
被災をされた東日本の皆さまの、安寧を念じます。
さて、現地での復興ですが、現地ではなかなか課題が多いようです。
地元の皆さまのお気持ちに寄り添う復興が実現することを祈りたいと思います。
写真は、今日の東京新聞朝刊一面です。
安倍首相は、「美しい日本」の実現を公約にしています。
ボクも、「美しい日本」には、異論はありません。
ただ、具体的なレベルでは、全く思いが違います。
ボクは、この国の一番の課題は、
福島原発の後始末と原発からの撤退だと考えます。
オリンピックを開催したり、国防予算を増額したり、
地球を俯瞰した積極的平和主義とかの掛け声で、
各国にお金をばらまくことではありません。
また、中国・北朝鮮を仮想敵国とすることも間違いだと思います。
「軍縮」
平和国家日本の実現。
日本が世界に向けて積極的にプレゼンできるのは「平和」です。
安倍政権。
随分と姑息であります。
昨日も、「森友学園」の籠池理事長の記者会見にぶつけるような形で、
自衛隊の南スーダンからの撤収を発表しています。
何か、「政治的思惑」がプンプンと臭います。
権力側は、いつの時代も、自己保身・自己防衛をする存在であります。
特に、安倍政権はその傾向が顕著でありますが…
国民目線を大事にする政権。
我々庶民は、投票で一票を行使するしか具体的手立てはありませんが、
自分の頭で考えて、気持ちの悪い政治には、
キチッと「Ｎｏ」を突きつけていきたいと思います。
今晩は、いつものお馴染みの「ポンズ」さんにででかけました。
マスターのピザが美味です。
アルゼンチンの赤ワインを、空けてしまいました。（笑）
午前、テニス・スクールに出かけました。
いつものコースは水曜日ですが、本日は振り替えです。
コーチはベテランの女性ですが、なかなか教え方が上手です。
ランチは、このコーチが店主のレストランでいただきました。
白身魚とイカのフリッターのトマトソースでした。
なかなか美味しいお料理でした。
お料理は、コーヒーとケーキ-付きで、９００円です。
すぐそこまで「春」がやってきています。
アジサイ（？）の若芽が活き活きとしていました。
（江戸川河川敷で撮影）
夜は、毎週一回の声明学園に出かけました。
念仏・和讃の「二淘」を教えていただきました。
「二淘」は、節符も簡素になり、簡単そうにうたえそうですが…。
淘数の多い難しい節符の方が覚えやすいですよﾈ。
マア、書道に例えれば、
画数の多い漢字の方より、
画数の少ないシンプルな仮名の方がバランスがとれ難くいと同じでしょうか！
習うより慣れろ！
ICレコーダの音源を、繰り返し聴きます。（笑）
昼過ぎ、ボクの江戸川道場（笑）に出かける。
少し風はありますが、本格的な春もすぐそこまでやってきている感じです。
この「時空」を、独り占め。
