goroの徒然なるままに・・・

日々の記録と言うか自分の日記や備忘録として書き連ねるつもり。

クローズホールドとランニング

2010年12月03日 | 徒然なるままに・・・
お客さんとヨットの話で盛り上がった。

やはり昔に乗っていたようで、非常に詳しい方だった。


知らない方から良く聞かれるのが、風向きによって帰れなくならないかと言うこと。

確かに風がないとヨットは走らないが、向かい風でも進むことはできる。

正確には、風上に向かって45度の角度までは進める!

仮に、海岸から風が吹いていても、ジグザグに進路をとることで、戻れると言うわけ。

風上45度へ向かって帆走することを、「クローズホールド」と呼んでいる。

クローズホールドは、とても刺激的でスポーティー!

爪先を船底のベルトにいれ、船体から体を乗り出してバランスをとる。

ジグザグに進むためには、ある程度の距離を進んだ時点で、直角に向きを変えなければならない。

これを「タック」と呼んでいる。

僕の持っていたディンギーのような小型艇は1人で乗ることが多いので、気にしなくても良いが、
複数で乗船する場合には「タックします!」との掛け声をかけることが必要となる。

セイルを張っているブームが向きを変えるため、頭をブームに殴られることになるからね。

タック期間は一度風上に向かうことになるため、いかに短時間で向きを変えるかが重要だったりする。

のんびりやっていると、風上に向いた時点で止まってしまう・・・


逆に、風下に向かうことは普通に考えると楽そうに思うかもしれないが、実はあまり楽でなかったりする。

風下に進むことを、「ランニング」と呼んでいる。

この「ランニング」、以外と不安定で楽しくない。

センターボードを出すことで、ある程度の安定は得られるが、抵抗も増えるのでスピードが出なくなる。

風と一緒に進むので、夏は最悪だったりする。

つまり・・・船上は、無風状態になる。

しかも、セイルに裏風が入ると、予期せぬジャイブ(ワイルドジャイブ)が起こり、ブームに頭を殴られて
海の藻屑に・・・いや、それは大げさか?

ジャイブはクローズホールド時のタックと同様に、ブームの向きを逆に移動させること。

まぁ、体をバンクさせてバランスを取るところなんかが、オートバイに通じるところがあり、僕的には楽しく
操縦していたと思う。


今でも、ヨットスクールってやってると思うので、経験すると楽しいかも?

確かヤマハヨットスクールがあったと思う。(僕も最初はここ)


そういえば、先日行った佐島マリーナにも、レンタルヨットがあったなぁ




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