魂(性格)は、百年たっても(歳をとっても)変わらないと言う意味だったと思うけど。
部品は歳をとるごとに変わっていく。
この場合は、劣化しているが正しい表現だね。
もちろん走り続けることで劣化する部品もあるし、走らせないから劣化する部品もある。
***ステムベアリング***
走っていても劣化(磨耗)するし、長期保管によって劣化したグリスをたたき起こしても痛む。
また不思議なくらい締めすぎた状態で走っている(走らされている)車両が多い。
ボールレースがこの状態になっていても、グリスが残っていてステムナットを適度に締め付けて
いれば気が付くことは難しいかも知れない。
真っ直ぐ走っているのに、微妙にフラフラするのはステム周りに問題がある可能性が大きい!
センタースタンドで車両を立て、ハンドルを左右に切ると「コクっ」があると、お亡くなりになって
いると考えていいと思う。
でも、不思議なくらいにオーナーさんも気が付いていない場合も多い。
これって「旧いオートバイはこんなもの」って言う、不条理な情報がまことしやかに歩き回って
いるのが大きな原因だろう。
一生一周することがない、ベアリングなんだけどねぇ
***ホイールベアリング***
最近良く経験するのが、車両を押しているときには気が付かないけど、ホイールを外して
ベアリングを指で回すとゴリゴロ感があること。
長年旧い車両ばかりいじくっていると、車両を押したとき
「おゝ! 綺麗に転がる」 とか
「う~ん これはダメだ!」 とか
わかるんだけど、実際に分解するとダメな場合が多い。
つまり、最近は無条件に点検(交換)する必要があると思い始めている。
車両を押しているとき異常に気が付くということは、かなり劣化しているし、あからさまに
ガタがあるのは、言語道断!
***クランクシール***
すがすがしいくらいの白煙を上げているエンジンは、このシールがお亡くなりになっている
可能性が高い。
今回は手でも引き抜ける状態のシールまで経験したけど、クラッチを交換できる技術を
持っているならば、是非とも交換するべき部品だと思う。
せっかくカバーを開けたんだから、ついでに交換してもバチはあたらないでしょ?
ケースを割らなくても交換できるんだから!
***さて***
なんでこんなことを書いたかと言うと、週末にご来店いただいたお客様の車両でこれらの
異常を感じたから。
来店の理由は、キャブレターのセッティングと、ポート加工に関する相談だったんだけど、
フロントフォークは多少押したくらいでは縮まないくらい固着?していた。
車両を押して移動させようとすると、遠いところで「ゴリゴリ」と・・・
ステムは、スタンドを使わなくてもすぐにわかるくらいに「コクっ」があった。
説明してわかってくれたとは思ったけど
まずはポートを・・・とか
キャブレターの・・・とか
ちょっち頭にきたので、先に足回りを直しませんか? と言ったんだが虫の居所が悪かった
のか、ご機嫌を損ねたらしい?
いま考えると、とりあえず車両をお預かりして、足回りも修理したほうが良かったのかとも
思っている。
まぁ、話していて僕自身も楽しくなかったので、いいか?
いや、仕事を受けないと生活が・・・
だってぇ
ミニトレ系エンジンを搭載した車両なんだけど・・・
○○年式の○○と△△の組み合わせが良いらしいんですが、部品はありませんかとか
なんぢゃかんだと、どこから集めてきたのか、知識と言うか情報は豊富みたい?
「らしい」だけで、トライするんか!
その前に、直すべきところを、直せ!
部品は歳をとるごとに変わっていく。
この場合は、劣化しているが正しい表現だね。
もちろん走り続けることで劣化する部品もあるし、走らせないから劣化する部品もある。
***ステムベアリング***
走っていても劣化(磨耗)するし、長期保管によって劣化したグリスをたたき起こしても痛む。
また不思議なくらい締めすぎた状態で走っている(走らされている)車両が多い。
ボールレースがこの状態になっていても、グリスが残っていてステムナットを適度に締め付けて
いれば気が付くことは難しいかも知れない。
真っ直ぐ走っているのに、微妙にフラフラするのはステム周りに問題がある可能性が大きい!
センタースタンドで車両を立て、ハンドルを左右に切ると「コクっ」があると、お亡くなりになって
いると考えていいと思う。
でも、不思議なくらいにオーナーさんも気が付いていない場合も多い。
これって「旧いオートバイはこんなもの」って言う、不条理な情報がまことしやかに歩き回って
いるのが大きな原因だろう。
一生一周することがない、ベアリングなんだけどねぇ
***ホイールベアリング***
最近良く経験するのが、車両を押しているときには気が付かないけど、ホイールを外して
ベアリングを指で回すとゴリゴロ感があること。
長年旧い車両ばかりいじくっていると、車両を押したとき
「おゝ! 綺麗に転がる」 とか
「う~ん これはダメだ!」 とか
わかるんだけど、実際に分解するとダメな場合が多い。
つまり、最近は無条件に点検(交換)する必要があると思い始めている。
車両を押しているとき異常に気が付くということは、かなり劣化しているし、あからさまに
ガタがあるのは、言語道断!
***クランクシール***
すがすがしいくらいの白煙を上げているエンジンは、このシールがお亡くなりになっている
可能性が高い。
今回は手でも引き抜ける状態のシールまで経験したけど、クラッチを交換できる技術を
持っているならば、是非とも交換するべき部品だと思う。
せっかくカバーを開けたんだから、ついでに交換してもバチはあたらないでしょ?
ケースを割らなくても交換できるんだから!
***さて***
なんでこんなことを書いたかと言うと、週末にご来店いただいたお客様の車両でこれらの
異常を感じたから。
来店の理由は、キャブレターのセッティングと、ポート加工に関する相談だったんだけど、
フロントフォークは多少押したくらいでは縮まないくらい固着?していた。
車両を押して移動させようとすると、遠いところで「ゴリゴリ」と・・・
ステムは、スタンドを使わなくてもすぐにわかるくらいに「コクっ」があった。
説明してわかってくれたとは思ったけど
まずはポートを・・・とか
キャブレターの・・・とか
ちょっち頭にきたので、先に足回りを直しませんか? と言ったんだが虫の居所が悪かった
のか、ご機嫌を損ねたらしい?
いま考えると、とりあえず車両をお預かりして、足回りも修理したほうが良かったのかとも
思っている。
まぁ、話していて僕自身も楽しくなかったので、いいか?
いや、仕事を受けないと生活が・・・
だってぇ
ミニトレ系エンジンを搭載した車両なんだけど・・・
○○年式の○○と△△の組み合わせが良いらしいんですが、部品はありませんかとか
なんぢゃかんだと、どこから集めてきたのか、知識と言うか情報は豊富みたい?
「らしい」だけで、トライするんか!
その前に、直すべきところを、直せ!