***明日は***
あ~ぁ
明日は7月19日だなぁ
***ちょっち感動!***
こんな風景ってなかなかお目にかかれないと思う。
TY250を引き取りにご来店いただいたお客さんが、今度はDT1を持ち込んでくれた。
そのおかげで、こんな2012年とは思えない風景が見られた。
***さてDT1***
まさにDT1!
当たり前だけど、格好良い!
色々と問題がありそうな車両で
充電しないとか・・・
アイドリングが安定しないとか・・・
オイルがかなり漏れるとか・・・
そんなこと言っても・・・
DT1!
修理費用の見積もりをしないといけないので、とにかくぢゃまなものを外していく。
って言うか、フューエルタンクは傷を付けるのが怖いので、さっさと箱に入れてしまいこんだ。
バッテリーの充電に関してだけど、回転を上げても3ボルトくらいしか両端電圧が上がらない。
まったく充電していない感じ?
正式な配線図がないので、輸出モデル用の配線図とテスターで色々と確認していくと、どうやら下手人は
この子が壊れている感じ?
感じではなく、実際にどっちの極性でも抵抗値は無限大・・・
つまり「半導体」ではなく、「全不導体」となっている。
ミニトレ君から拝借した整流器に交換したら、電圧が上がるようになった。
でも、まだバッテリーも完全に上がっているので、正式なチェックはできていないけどね。
アイドリング不安定に関して、まずは点火系の確認をしてみたけど、点火時期も正常で失火もない。
なかなか安定している点火系と言う結論が出た。(これはこれでOK)
んぢゃぁと、キャブレターを分解してみると・・・
あれ?
変な構造だなぁ
あれあれ?
またかいっ!
TY250Jの時も同じだったけど、今回もオーリングか?
しかも、この子はオーリングではなく、劣化してシーリングになっている・・・
前のオーナーさんは、ここまで綺麗に仕上げておきながら、なんでこの部品を交換しないんだろうか?
キャブレターのフロートが上下にスライドする構造になっているんだが、そのガイドをしている支柱の先端に
あるプリンみたいな妙な物体・・・
きっとフローとが抜けないようにするためのものだと思う。
でも、キャブレターを分解しない限り、外れるとは思えない。
パーツリストを確認したら、「プリン」ではなく「スナップリング」と表記されていたので、途中で変更になった
のかも知れないね。
確かに劣化すると思うし、なくしそうだモン!
このサイズでは見つからないくらい小さなプリン君達
これだよ!
プリンでしょ?
もう一つの依頼がハンドルロックの鍵
宝物殿からたくさんの鍵を持ってきたけど、合うものはなかった・・・
しかたがないので、ハンドルロックごと交換することにしよう。
自分で使うつもりで隠し持っていたのに・・・
なんとか原因もわかってきたので、今日は終了!
さすがに夜になるとDT1のエンジンは始動する気にならない。
TY250もうるさかったけど、DT1もしっかりとうるさい!
おまけの画像
おまけの画像
***錆取り***
内部の錆が気になっていたポッケのフューエルタンクは、錆取りをすることになった。
内部を軽く洗浄してから錆取り液を注入!
この状態で丸一日の放置
錆自体はそれほどひどいわけではないので、十分に落とせると思うけどね。