<日本の絵本>に続き、<海外翻訳絵本>と<その他>です。
サンドイッチをたべたのだあれ(画像なし)
絵が、なかなかよかった気がしているのに、画像がなくて残念。
すごく美味しいそうなサンドイッチが見返しにたくさん載っていて‥結局それを
誰が食べたのかという話だったと思うのですが、「オチ」の面白さんが私には
いまひとつ、でした。
デュボアザンの1961年の絵本。絵も、お話も、
絵本の大きさもどれもよかったです。ちょっと欲しかった絵本です。
いたばし国際絵本翻訳大賞の入賞作品。
こどもって、いつかは大きくなるものだよね。こどもってこういうところあるよね、
うんうん。って感じの絵本。絵がちょっとよかったな。
ゴフスタインの新刊です!!
でもアメリカでの出版は1966年なので、新作ではないですね。実物を見ることはできなかった
のですが、三蔵さんによると、すごく小さい絵本だそうです。探してみようっと。
森のおくから(画像なし)
むかしカナダであったほんとうのはなし、という副題のとおり、本当にあった山火事の話です。
三蔵さんの紹介文に「18ヶ国で人気爆発の科学絵本」って
書いてありますが、どんな内容だったのか、ちっとも思いだせません💦
宇宙ということで、この前観た映画『ドリーム』のこと、その時思い出していたのかも。
この本は、前日に売れてしまって、見ていないと思います。
世界のしくみがまるわかり、ってすごいですねー。見てみたい。
ここからは、絵本では<その他>部門。
安野さんの読書体験の本ですねー。
きっといいこと書いてあるんだろうな。
こちらは駒子さんの絵と、つぶやきのような短い
エッセイで構成されています。
57名が、思い入れのある絵本を紹介しています。
全然訊かれてないけど(笑)、私の思入れというか、幼少のころの思い出絵本は、
安野さんの『さかさま』と『ぐりとぐら』です。
こちらは、絵本に限らず、影響受けた本やマンガも入っていて、
70人のエッセイで編まれています。
こっちも全然訊かれてないけど(笑)、10歳までと限定されると、何かな?
『悲しみの王妃』という、マリーアントワネットのことを書いた本があって、「革命ってなに?」って
母に聞いて、母の答えがあまりにもいい加減だったことに、イラついたことは覚えていますが。
小学高学年になると、里中真智子さんのマンガが好きだったな。『アリエスの乙女たち』。
大きくなってもとっておいて、自分の子どもにも読ませたいって思っていたのに、いつの間にか
忘れていきました‥。
来年、東京都庭園美術館で展示があるそうです。
あの建物にマッチしてますね~ゴージャスな感じ。
先週の土曜日は、久しぶりに、こひつじ文庫さんへおじゃましました。
もう2年くらい来てないよね?と問われ、いえいえ1年半くらいぶりです、と
答えられたのも、ブログに記録を残しておいたおかげです(笑)。
雨混じりの風が冷たく吹き付ける朝でしたが、いつ伺っても、こひつじ文庫さんは
あたたかく、三蔵さんの笑顔も、ともに参加した友達との会話もはずみ楽しい時間でした。
実は前日の夕方まで、土曜日の仕事の予定がわからなかったのと、金曜日の夜に
むかしの職場仲間との飲み会があったため、出席をためらっていたのですが、
迷っているときは、GOの方へ、といつも口にしている通り、自分で自分の背中を
叩いて、(ほんとうに)よかったです。
では、まずは<日本の絵本>
コドモエ からの絵本だそうで‥
こどものとも0、1、2よりも小型な絵本。いろんな動物がそっと休んでいく様子が
かわいいですねー。
こちらも小さ目な絵本。なぜか、どれも描かれるのは
ひとつ、か、みっつ。ふたつのものは出てきません。なぜ???って思っては
だめなんだって笑。でも、色がとてもきれいで、なんか惹かれました。
こちらもかわいい絵本でした。いろんな野菜が
スープになっていくのです。「こくこく」とか、「ごっくん」とか、小さい子と一緒に
遊びながら一緒に飲みたい絵本です。
※この日は、参加者の中に、2歳児さんとママさんコンビが二組いらっしゃったので、
それはもう、私含めのおばちゃんたちは、いろんな言動に、目をほそーくほそーく
していたのです。絵本は、基本中の基本ですが、やはり、こどもと一緒に楽しみたいなあ
楽しむものだなーと、思った次第。
こちらもやはり小さい方と、「おとうさん」
「おかあさん」探しをしながら読みたい1冊。
パンツ一丁からの、「一丁目」という発想。
ありそうでなかったですよねー。
これもねえ、「そんなにじっとしていると
おしりから根っこがはえちゃうよ」と言われたことがあるような、ないような。
季節がら、な絵本。その子の仮装に似合ったお菓子が
出てくるという内容だったかな。
かわいい絵だし、おつきさまって、え、そんな
食べられるあの果物だったの???と驚きますが、正直、あんまり
ピンとこなかったです‥。
ルラルさんシリーズ、8作目だそうです。
いいですねールラルさん。はしご持っていかれても、全然怒らないどころか、
空を眺める時間ができてよかった的な。そういうゆとりが欲しいです、私にも。
なんかついにここまで来たのか、と思ってしまいました(笑)
いろんな神様が出てきて、各種運動会競技で活躍するんですよ。
千手観音様は玉入れが得意とか(笑)。みうらじゅんさんは欲しがりますよね、きっと。
国立公園サファリのことがとても詳しく描かれています。
動物についての説明もばっちり。実際にツアーに参加した方が、この通りだったと
おっしゃっていたそう。ものすごーく広いので、1日では周りきれず、宿泊するのだ
そうです。夜中に動物の足音や鳴き声が聞こえるのって、怖いですよね?
でも、そんな人はきっとツアーに参加しませんよね。
すごくかわいい絵の、科学絵本です。新しいジャンルかも(笑)
休日にキノコ狩りに行くのが趣味?の旦那さんを持つ友人に「こっそりかばんに入れておけば?」
と、無責任に言ったのは、私です。
なぞなぞといえば‥という感じになってきている石津さんの
新たなる1冊。アンデルセンの童話の中から出題されているので、おはなし知っていないと
正解は難しいかな。でも、右ページの絵の中に答えが隠れていますから。
人間国宝、柳屋小三治さんの落語を底本とした
らくご絵本です。版画でできてる絵もよい感じ。
この絵本は金曜日に売れてしまって、実物を見ることは
できませんでしたが、なんかきれいそうな、おもしろそうな絵本ですね。探してみよう。
こちらは、オザケンこと小沢健一さんが作った絵本です。
多才な方ですねー。私は音楽もさらりひらりと、流れてきたものを聞いていた程度なので、
あまり存じ上げないのですが。
巻末に、おぼっちゃまのお写真が載っているのですが、すっごくかわいいです。
本場ハロウィンの衣装を身にまとって。
以上で、日本の絵本はおわりです。
その2<海外翻訳絵本>に続きます。
(その2)の続きです。
色使いがステキだなーと思いました。
欲しいような? どうしようかな? とわりと最後まで迷いました。
すごーく丁寧に、細かく描きこまれていました。
お江戸の町を散策するような気持ちになれるかも。
大人気のヨシタケさんの新作絵本。
つまんないとはどういうことか、つまんないときはどうしたら、
すまらなくなくなるか‥いろんな視点で考察してありますねえ。
ささめやさんの新作です。
買いましたよ~ささめやファンなので、ふふふ。
見てるだけで涼しくなってくる
写真絵本です。
世界初のプログラマーになったエイダという
女性の自伝絵本だそうです。なんとなく面白そうなんだけど、正直、よく
理解できないところもありました。
ハロルド(表紙の犬ですね)はいつでもはらぺこ。
いろんなものが食べ物に見えてしまいます~なかなかかわいい絵本でした。
ちょっと欲しかったかも。
『ちいさなあなたへ』のピーター・レイノルズの
最新作ですね。
<おまけ>として紹介してくれた本のうちの1冊です。
角野栄子さん、82歳!ですって。ステキですね~明るい色がほんとによく似合います。
『MAPS』コンビの新作ですね。
世界のスゴくて、オカシくて、ヘンなハウス、35軒 が載っていると書いてありますね。
(その場では、へえーとか言いながら面白く見たはずなのに、今ほとんど
覚えていないのです)
今回も30冊、楽しく紹介してもらいました。
三蔵さん、ありがとうございました♡
(その1)の続きです。
もともとは、1915年にできた「広島物産陳列館」。
原爆ドームと呼ばれるようになったのはなぜなのか。ドームは何を見てきたのか。
アーサー・ビナードさんの文に、スズキコージさんの絵がとてもよいです。
古いお皿の中に入ってしまう?!
ありそうでなかった絵本だなーと思いました。
紹介されたあとに、自分でも読んでみましたが、
面白さのポイントがいまいちわかりませんでしたー。
付属のレンズを使う「仕掛け絵本」。
使う色によって見えてくるものが違うので、なかなか面白かったです。
クネクネさんシリーズの3作目ですね。
クネクネさんの職業が判明します!と書いてあったのですが‥
すでに思い出せず。三蔵さんがレジメに正解を書いてくれているのに、
それでもストーリー的に思い出せず。1作目から読みなおしてみたくなってます。
こんなにかわいいクマの絵が描かれているのに‥
おしまいまで読むとえええっ!となるところが面白かったです。
『リンドバーグ』を書いたクールマンの第2弾。
今度は、人類より先に月面に着陸していたネズミの話です。壮大。
76種類もの車輌が載っているそうです。
さすが「ずかん」
本が大好きなふくろうさんの家が、森の中の図書館に
なってゆくお話。
上の羊と下の羊。2枚の写真を比べて、
その「あいだ」に起こったことを想像してみる、という絵本です。
さすが!のコンセプトですよねー。
(その3)に続きます。
6月8日(木)の、はじめましての絵本たち の記録です。
なかなか書けないでいるうちに、1ヵ月以上がたってしまいました。
どれくらい思いだせるかな。
仕掛け絵本って言っていいのかな。
とらさんを起こさないように、いろんな動物が風船を運ぶ
お手伝いを、絵本のこちら側でできるってところが楽しいですね。
300年前、初めてヨーロッパにわたり、各地を
旅したサイの「ほんとうの」お話、だそうです。
『ジャーニー』 『クエスト』 に続く3回目の
「旅」のおはなし。
見応えたっぷりの歴史絵本。
137億年前のビックバンから、現在の地球までが1本の帯(タイムライン)と
なって繋がっていることがわかります。
「あ」から「ん」までが、1ページで紹介されている
ことばさがし絵本。
谷川さんの『生きる』という詩に、岡本よしろうさんの絵。
絵と詩のことばは直接には繋がっていないのだけれど、淡々そ日常を描いた絵が
沁みてきます。
ポルトガル語の原書を、日本語での訳は松浦弥太郎さんです。
現役を引退した「ぼくのおじいちゃん」と、同じマンションに住む、サラリーマンの忙しそうな
ライトさんの一日が対照的に描かれています。
トリ好きな人にはたまらない迫力で、わたり鳥が飛んでいく(くる?)
様子もとても詳しく描かれていました。
松尾芭蕉の有名な俳句が全部で21句、解説付きで
載っています。ユーモラスな絵がいいですね~。
(その2) (その3)に続きます。
(その1)の続きです。
まめまめくんは生まれた時からなぜか
ずっと小さいのです。表紙に描かれているようにマッチ箱に入って
しまうくらい。
なんかこの小ささは、「おやゆびひめ」クラスだなーと思いながら見てました。
おやゆびひめは、がまがえるの花嫁になるのが嫌で逃げ出したりしましたが、
「まめまめくん」はびったりの職業につくことができました。よかったです。
野球のサインって、野球というスポーツが
できたときから存在するのだと思っていましたが、そうじゃないんですねー。
光村教育図書から出ている偉人伝?シリーズだそうです。
絵がかわいいですねー
(正直)どんな話だったか、あまり覚えていないのですが‥(笑)
ノラネコぐんだんシリーズの第4弾だそうです。
安定のふてぶてしい+かわいさ がありますねー。
これ1冊ちゃんと読んだら、身近な鳥のこと
よくわかりますね、きっと。
ここからは、11月のお楽しみ、<クリスマスのえほん>です。
うしろの見返しがアドベントカレンダーになっている
という、今までにありそうでなかった絵本。
こみねゆらさんの絵がとても美しいです。
妖精が、もみの木の願いをかなえてくれるのですが、その妖精のお顔‥
読み聞かせ仲間のTさんに似ているように見えるのですが‥どうでしょう?
ねずみヴァージョンの
「クリスマスのまえのばん」ですね。
みんなでクリスマスに劇を演じながら、
イエスさまが生まれる物語を知る、というしくみになってる絵本です。
美しい切り絵が語られるクリスマスのおはなし。
レナード・ワイスガードの絵がいいですね。
赤い服を着たおじいさんの袋に入ったら、
そのままそりでどこかへ連れていかれてしまった猫のタビー。
タビーのおかげで、サンタさんのおうちや、奥様の姿を見ることができました。
たぶん皆、悪気はなかったのでしょうが、
トナカイさんが落とした帽子や鈴を何気に身に着けてしまっている、
森の仲間たちが「なぜ?」って感じで、個人的にとても面白かったです・笑
絵本ではなけれど<その他>として2冊持ってきてくれた本。
チョー有名な『ねないこだれだ』の作者、
せなけいこさんの「自伝的絵本」だそうです。
うちでは、あまりにも娘が「ねないこだれだ」を怖がったので、せなけいこさんの
絵本は1冊もなく、ゆえに、私もあまり馴染みがないのがすこし残念です‥。
『翻訳できない世界のことば』の第2弾、
ことわざ編ですねー。おもしろそうです。
全部で、31冊紹介していただいたあとは、楽しいお茶の時間でした。
こうして自分なりにコメント書いてみると、どの絵本に興味を持っているかや
きちんと聞いていなかったのはどれかなど、わかって、自分でも面白いです。
次回は来年の6月頃でしょうか‥
来年の6月と書くと、すごーく先みたいですが、半年くらいあっと言う間に
過ぎてしまうんですよね。
三蔵さん、今回もありがとうございました。
先週の木曜日は、三蔵さんの「はじめましての絵本たち」の11回目!!
おやすみなしの年2回ペースが更新中です。
そして、前回に続いてこの日も晴れ。たしか昨年の11月も晴れだったので、
私の中での、三蔵さん=雨おんな伝説 が払しょくされつつあります・笑。
ではさっそく、紹介していただいた絵本の紹介はじめます。
2016年7月~11月に出たものです。
今年の3月に出た写真絵本。
表紙の写真からもう美しいですね~ここ数年梅干し作りにはまり、
干しもの用のざるを盛岡で購入してきた私には、他人事とは思えない本です・笑。
今、私たちの図書ボランティアの代表をしてくれている旧姓イーダちゃんが、
森枝さんの食べ物シリーズ集めてるんです、とおっしゃっていました。
シリーズの4作目とのことです。
いっつも三蔵さんが、みなさんもっと前に来て見てくださーい、と
言ってくれるのに、控えめな私たちは、わりと遠巻きぎみで。
でも、この絵本の細部が見たくて、みんなで、ずずずっと三蔵さんの足元まで
近づきました・笑。
ご夫婦ユニットで、前回『へんなおでん』というのを
紹介してもらった気がします。
ステーキとか、卵とか、おいしそうな具がたくさん入っているおいしそうな
やきそばができあがります。
サブタイトルが、もうすべてを語っています。
「世界でいちばんゆうめいなクマのほんとにあったお話」
実話だということに皆で驚き、兵隊さんと行動をともにする熊に驚き、
動物園の熊になっても、人が柵の中に入って遊べる!ということに
驚きました。巻末には、実物を撮った写真が色々載っています。
個人的にとても心待ちにしていた絵本です。
どいかや展をみて、あらためて繊細で美しい色鉛筆のタッチにやられましたし、
アイヌのおはなしもとてもよいのです。
夏の終わりころに出て、幾度か買う機会があったのですが、三蔵さんから
買いたいと思い、この日まで待ってました。
同じ作者の作品で『パンどうぞ』は知っていましたが
『ケーキやけました』 というのもあるのですねー。
小さい子が家に居たら、きっと3冊ともそろえてしまっているでしょうね。
美しく、おいしそうな木版画(浮世絵の技法)絵本です。
犬を飼うように、ゾウを飼っているなんて、
いいなあと思いながらみていたら、キリンを飼っている子も出てきました。
小学3年生くらいの大きさより、大きくならないゾウだったら、私も飼って
みたいです。
谷川さんの積み上げ詩(うた)に、
ツペラツペラさんの絵。ビジュアル的にとても美しいです。
本の作りも、中の文章もひねりが効いています。
『あさになったのでまどをあけますよ』と
対になる作品だそうです。
そうだよね、いろんな場所で、いろんな人や動物が月を見上げるよね、
月ってそういうものだよねーという気持ちになる絵本です。
じんわりよさが沁みてきて、じんわりこっそり泣いてしまいそう‥。
怖いってどういうことなのかーを
探しにいくネズミのお話です。
見開きいっぱいに描かれた動物の絵がなかなか迫力ありました。
20世紀の初めに南極横断を試みた
エンデュアランス号の実話に基づくお話です。
この画像ではわかりませんが、実際の本は縦が30センチ、72ページも
ある読み応えたっぷりな絵本です。
すごーく勝手に、小学生高学年男子を持つ、仲間の誰かが買ってくれれば
いいなあと思ってたら、ほんとにそうなりました。楽しんでくれるといいなあ。
本を読むのが苦手だと思っている子は
教室などで間違いを笑われたりしたことがトラウマになっていることが
多いですが、静かにじっと聞いていてくれる、犬が図書館に居て、その犬に
本を読んであげているうちに、読むことが怖くなっていくという内容です。
実際にアメリカやヨーロッパの図書館にはそういう役目をおった犬が
居るのだとか‥。とてもよいことですよね。
と同時に、ただ聴いていてあげることの大切さを、あらためて思います。
100円あったら何が買えるかー
100円の価値をいろいろな角度から知ることができる絵本です。
初めてアイスを買った時、それは10円だったか、30円だったか、で
ひっそりとした議論が交わされました(笑)。
かわいくて面白い絵本。
にゃんたは、いろんなものに変身できるのです。ダジャレも満載。
小さなこどもたちを「きょうりゅうたち」に見立てた
シリーズの3作目だそうです。なるほどそういうことだったのですね。
ガーデナーでもある大野八生さんが
描いたハーブ絵本。コルトンプラザ内のらふとのお庭のような
ハーブ園を夢みてしまいますね。いつか必ず手元に置きたい1冊です。
(その2)に続きます。
とことこぺんぎん隊の三蔵さんに来ていただいている、
はじめましての絵本たち
なんと、昨日が10回目の開催でした。
1年に2回(6月と11月)だから、もう5年も川口に来てくれてるって
ことですよね~すごいすごい。
その間に、新しいメンバーも増えたし、お引っ越ししてまた戻ってきた方も
居るし、それぞれの子供たちの進級、進学、卒業や、家族の病気を
乗り越えたりとか、まあいろいろある中、続いているっていうのは
とてもとても素晴らしいと思います。
三蔵さん、どうもありがとう。そして参加している皆様ありがとう。
これからもどうぞよろしくお願いします♪
では、昨日紹介していただいた絵本の紹介に入ります。
2015年11月の前回の講座以降から2016年6月の一昨日までに新しく
出た絵本とおまけの本です。
去年の12月に、こひつじ文庫さんでの
「はじめまして~」で紹介されたので、私は知っていたのですが。
今回初参加の、おうちで寝る前の読み聞かせ現役ママが買って帰りました。
(なんかぴったりな感じで、私まで嬉しくなりました)
ゲッチョ先生のシリーズ本のようです。
とっても詳しく、いろんな動植物について説明されてました。
図鑑好きの人にはたまらない1冊でしょうね~。
3月に参加した、こひつじ文庫さんで
紹介されて知っていましたが、内容をほとんど覚えてなかったので、
今回しっかり読むことができてよかったです。
絵はステキで好きな感じ‥なぜ熊がそんなにも本が好きなのかは
結局わかりませんでした。(好きなものに理由はいらないってことかな?)
こちらも3月に紹介された絵本。
もうすぐなくなってしまう築地市場がすごくこまかく描かれています。
(とっても築地に詳しい、メンバーのYさんが居なかったのが残念。)
3月のこひつじさんで、私が買った絵本。
絵の細部を見てゆくのがとっても楽しいです。
機会があったら、教室でも読んでみたいなあと思っています。
3月のレジメに入っていましたが、
2日目にはなくなっていて、見ることができなかった絵本。
作者は『バルンくん』のこもりまことさんという方。娘が小さかった時に
バルンくん読んでいたので、なんか懐かしかったです。
この水陸両用のブルトーザーは東日本大震災の時に大活躍したそうです。
この絵本も、3月のレジメに入っていたと
家に帰ってきて、見返していて知りました。
絵がね、とってもいいのです。色使いも。
で、わたし迷ったすえに、この絵本買いました。(今回欲しいものが何冊も
あって、最後まで迷ったのです)
この絵本は、すでに読み聞かせの時に
読んだ方が居たので、内容はそのときに教えてもらいました。
かわいい絵ですが、なかみはしっかり「科学絵本」。
どうして、鉛筆で書いたものは消しゴムで消せるのに、色鉛筆は
消せないのか、などがとてもわかりやすく説明されています。
懐かしの「すなけし」も出てきます・笑。
こちらも3月に紹介してもらいました。
かがくいさんのファンは多いですよね~誰かが買いましたので、教室での
読み聞かせで聞くこともできるでしょう。
つけもの石と同じくらい大きなうめじい、さすがです・笑。
ほんとうにこんな発明品あるの??
と誰もが思う‥でも本当に発明されたものばかりが載っている絵本です。
3月にも紹介されて私は知っていた絵本ですが、見る仲間が変わると
面白さもまた変わりますね。
表紙から開くと、北(北海道)の方から、南へ行く
新幹線が楽しめ、裏表紙から開くと、南(九州)から楽しめるしかけになっています。
新幹線以外のものも細かく描きこまれていて、楽しいです。
朝鮮時代の民俗画である民画という手法で
描かれたそうです。
2012年に亡くなったセンダックの遺作だそうです。
きれいな色の水彩画でした。
先日知ったばかりのアルゼンチンの作家さん、
イソールの新しい絵本。ある日突然現れた、あかちゃんという名前の
宇宙人?!
大人気、ヨシタケさんの新作。
でもちょっと色合いが違って‥おじいちゃんの遺作ノートが
見つかったという設定です。
韓国の作家さんの作品ですが、
描かれているのはドイツ。
巣箱がどうやって始まったのかが、美しい絵で描かれています。
タイトルからわかる通りの
だじゃれ絵本。
小学1年生のとじこみ絵本?の
ハードカバー版。ぴっかぴかえほんシリーズ。
原作は落語家の林家彦いちさんの創作落語
「長嶋の満月」。それに、加藤休ミさんが絵をつけています。
表紙の男の子が着ているシャツについている傘は、あのブランドの傘マーク
だったんですね~笑。
ものすごくインパクトのある表紙です。
そして、こわい絵本を描いている町田尚子さんの絵なので、またまた
こわい話なのかなーと思いきや。
猫大好きなメンバーに、ぜひ買ってもらいたい、頼まれていないけど、
その人のために買っておこうかと真剣にみなで悩みました・笑。
(実は私もちょっと欲しくなりました)
マリー・ホリー・エッツ作。
アメリカで1964年に出た絵本らしいです。
色使いはきれいだったけど、お話はどうかな‥。
ブラックベリーとクリームとお砂糖で作る
デザートを、300年前、200年前、100年前、そして今、の4つの時代と
4つの場所で描いていくお話。
絵もとてもよい感じで、最後まで迷った1冊でした。
ゆうだちと街の様子が描かれています。
残念ながら、あんまり印象に残っていない‥です。
ここまでが絵本で、これから先が、<その他>です。
世界197か国が、大きい国も小さい国も
1ページで紹介されています。
ヨシタケさんの、スケッチ集的な?
原書のタイトルは「LOST IN TRANSLATION」、
「翻訳できない」は、厳密にいうと「りんご=apple」のように1語対1語で英語に
翻訳できない、という意味だそうです(訳者あとがきより)
たとえは、日本語の「わびさび」「こもれび」など。
いろんな国のいろんな言語があって‥その言葉を話す人はそういう考え方を
するんだねーと思ったり。
最後まで欲しいなあと迷った本でした。
そしてこの下が<さらにその他>
三蔵さんセレクトの漫画やエッセイ。どれもおもしろそうで‥小説のあいだに
読んでみようと思います。
以上、今回はいっきにがんばって載せました。
三蔵さん、どうもありがとうございました。
先週の土曜日に伺った、こひつじ文庫さんでの「はじめましての絵本たち」。
すでにこひつじ文庫さんのブログに全部の本が紹介されていますが、
私も自分の覚書のために、載せておこうと思います。
今回は、小学校で一緒に図書ボランティアをしている友達2名も
一緒に参加。いろんな輪が広がって、交わって‥ますます楽しいです♪
では、<日本の絵本>から。
1970年に発行された本の復刻版だそうです。
赤ちゃん絵本、かわいいですねー。
隣の芝生は青くみえる‥の動物ヴァージョン。
今すごく人気がある絵本なんですね、きっと。
A社のサイトでは一時的?に売り切れみたいです。
川口そごう内にオープンした紀伊国屋書店の絵本コーナーでも、一番よく
見えるところに飾ってありました。
デビュー前年に佳作をとった作品が、今回あらためて
出版されたようです。いろんな漬物が出てくるのですが、らっきょうが双子って
いうのが絶妙な設定です。
楽譜がついていて、全部歌で歌えるそうです。
なんかねえーこういう応援が、すっごく懐かしいです~~。
シリーズ最新作。もう12冊目なんだそうです。
ほんとうにほんとうに猫だらけ!笑
400匹の猫が描かれているそうです。種類別からはじまって、
いろんな国の民族衣装を着ているコスプレ編まで。
2002年10月「こどものとも」の
ハードカバー版です。当時買ったものがまだ家にあるので
なんだかとっても懐かしかったです。
こちらも「こどものとも」2000年12月号の
ハードカバー化。この絵本は持ってないので、その時はまだ買って
いなかったのでしょうねえ。
なんかとっても詳しく描かれていたし
説明されていた絵本でした。鉄道好きな方にはたまりませんねえ、の
ポイント満載(と思われます)。
<海外翻訳絵本>
なんかかわいかったーという印象が‥。
サボテンが主人公の絵本って、初めて
見た気がしました。
幸せな犬になる方法を、犬がこっそり
教えてくれる絵本。
表紙に描かれているのが
「ガストン」という名前のプードル。他の兄弟たちと何から何まで
違っています‥。この絵もかわいいし、お話もなかなかよくて、
最後まで迷った絵本でした。
ロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館の
出版部門が、博物館を舞台に作った絵本です。
クララはボタンを集めるのも大好きで‥ページを繰るたびに、赤いジャケットに
ついているボタンが違っているのです!見るたびに発見がありそうで‥
この絵本を買いました♪
中世の本の作り方がよくわかる、という説明で‥
手に取って読んだはずなのに、なぜか思いだせません。また今度読んでみます。
天の川からブラックホールまで、というサブタイトルが
ついています。「数」からみた宇宙の神秘。苦手分野でそれ以上わからず。
ほんとうに特許をとってある、意外な発明が
たくさん載ってます。
<その他と追加本>
大人気ヨシタケさんの、スケッチとかメモの本
だそうです。
カズコ・G・ストーンさんの絵が大好きなので
買っておこうかなーとも思いましたが、ダンゴムシはねえ、ちょっと‥。
もうすぐ豊洲へ移転してしまう築地市場。
とっても詳しく描かれていますねー。(一度も行ったことないんですけど)
陸前高田の漁師さんが再び漁へ出る
ノンフィクション絵本。
いつでもどこでも赤ちゃんはだっこが大好き。
この本の紹介をみている時に、うちには「ままこ」という言葉があったなあーと
思いだしました。
「ままこ」は、ママ、だっこして の略で、娘が2歳前くらいの時の大、大、大の
お気に入りの言葉でしたねえ。懐かしい。
1985年8月号の「こどものとも年中向き」
だったそうです。
動物が、次々に乗っていくだけなんですが、なんか妙によかったです。
小さい子にはこんな絵本読んであげて、一緒に遊びたいなあ。
古くから朝鮮半島で歌われてきたわらべうた。
ライオン1頭
もしこれ最後にライオンだったら? 野生動物について考える絵本。
近頃の流行りなんでしょうか?こういう大きい絵本。
こちらは、世界の街がいろいろ描かれています。
室町から明治時代の貴重な図版多数らしいです。
以上ですべてです。
次回は5月の最終週の金曜日、土曜日だそうです。
マーガレットさん、三蔵さん。
どうもありがとうございました♪
先週の土曜日は、こひつじ文庫さんでの「はじめましての絵本たち」に
参加しました。
紹介してもらった絵本の記録を残そうとしたところ、おっとその前の、
昨年12月に参加した時のことを書いていないかったことに気が付きました。
後から見返した時に、よい記録と思い出になるので、さかのぼって、
そちらからさくっとアップすることにしました。
(クリスマス絵本なんかもありますが、まあそれはそれとして・笑。)
まずは<日本の絵本>
そうでしたそうでした、ミシンで縫っている
美しい絵本でした。
透明でスケスケなので、何を食べたのか
食べたものはどうなっていくのが、よくわかるという仕組みです。
11月に石津さんのお話を聴いたばかりだったので
なんか欲しいかも、と思ったけれど、おもちだけに読む期間が限定されて
しまいそうで(お正月前のわずかしか‥)、やめときました。
とても人気があるヨシタケさんの新作。
おもしろいですよねー。
帯にあるとおり、作家の小川洋子さんが
テキスト書いています。が、かわいいお話です・笑
なんでボタンって、乙女心をくすぐるのでしょうね~。
「まくら」のお母さんになるって、斬新な設定だなーと
思いました。
『りゆうがあります』の続編?って感じですが、
娘目線の、こちらも面白いです。大人気ヨシタケさん。
こちらも石津さんのテキスト。絵はこみねゆらさん。
ステキコンビですね~。
駒子さんの絵がかわいいです。
ですが、内容全然思いだせません。よく眠るから「ヨクネル」だったかな?
マラソンの魅力を伝える絵本、だそうです。
でるべくして出たという感じです。マラソン流行ってますものね。
スズキコージさんが絵を描いた『3びきのくま』
いっちゃってる感じが相変わらずステキです。
ページの中の文字が大きくはっきりしているのが
とても印象的でした。なんか見ているうちに欲しくなってきましたー。
原画見に行ったときに、やっぱり買えばよかったかも。
ここからは<海外翻訳絵本>
絵が、とってもステキ。
フランス版、イソップものがたり。
世界名所めぐり。
えっと日本で紹介されていたのは、どこでしたっけ?
サルが温泉に入っているところだったような‥。
<クリスマスの絵本>
隣同士に住んでいるふたりのサンタさん。
そうそう、絵がとてもすてきでした。
とても親切な森の動物たちのお話でした。
モミの木のものがたり。
こえだの家族のものがたり。
あんまり覚えていないのですが、レビューを見たら、とても好意的でした。
じっくり読むタイプの絵本でした。
しかけ絵本です。美しいです。
こちらはポップアップになってました。
<追加の4冊>
お豆腐は「とうふレッド」
以上でおしましです。
11月に川口でご紹介いただいた絵本と重複しているものもありましたが、
場所が変わり、聞くメンバーも変わると、また新鮮に感じるものですねえ。
楽しかったです。
(その1)の続きです。
山村浩二さんが、絵だけではなく、
文も書いています。なんか楽しそうな表紙ですねー。
オールズバーグ作の絵本で、訳は江國香織さん。
空想ものではなく、実在した女性のマジシャンのことをお話にしています。
だじゃれ好きの冷蔵庫。
いろんなものが冷蔵庫から出て来たら便利ですねー。
「りゆうがあります」に続く、おとーさんと娘ヴァージョン。
そうそう、子ども時代はいろんなことに不満だらけなんだよね。
どこの国の女王さまかは記されていませんが、
この兵隊さんたちを見ればねえ。
飛ばされた帽子の落ち着く先が、なんとも微笑ましく、そこはかとはく
おしゃれな絵本です。
※A社のサイトに画像がなかったので、BL出版のサイトから
借りました。リンクもそちらに貼ります。
実在したバレリーナ、アンナ・パブロワの物語。アンナも、絵本の装丁も
とても美しいです。
またまたヨシタケシンスケさんの絵本です。
そんなばかなーと思うけど、脱げないボクの心の声(葛藤)が
なかなかおもしろい絵本です・笑
きらきらおめめのりすさんと一緒に
森の動物たちの冬支度を見に行くおはなし。
17世紀フランスの詩人ジャン・ド・ラ・フォンテーヌが
書いた寓話集で、その大元は、イソップ童話に由来しているのだとか。
くだものの名前の由来から、食べ方まで
とても丁寧に詳しく描かれているらしいです。
(なんかほとんどなかみが思いだせません)
ここからクリスマスの本になります。
思わず眠ってしまったサンタクロースを
森の動物たちが助けるおはなし。
デユボアザンの絵がいい感じ。
※こちらも「スワン」とおなじく、出版社のページにとびます。
色使いとか、絵の感じ、本全体の感じ、好みのタイプです。
しかけ絵本です。
ページをひらいて、そのまま飾っておきたい。
こちらもしかけ絵本です。
たしかこちらの方が場面が少なかったような。最後のページは
すごかったですが。
そして、おまけの1冊。
ゆっくり読んでいる時間がなかったので、
↓のと一緒に、借りてみることにします。
以上で、おわりです。
こうやってあらためて、レジメをみてみると、覚えていないことが多いことに驚きます。
でも、忙しい毎日の中で、新刊絵本に触れて、絵本好きの友と一緒に過ごせる時間が
持てるというのは、とても嬉しいことだなーと思います。これからも大切にしたい時間です。
三蔵さん、いつもありがとう♪
11月のはじめごろ、9回目の「はじめましての絵本たちin Kawaguchi」が
ありました。
半年ごとの開催なので、今回は、前回終了後の6月から11月の初めに出た
絵本27冊と、クリスマス絵本4冊、そしておまけの1冊を紹介してもらいました。
※この日は講座終了後に出かけなければならない用事があったため、三蔵さんとの
お茶できず。残念でした。
では、あやふやになってきた記憶をたよりに、私の感想も織り交ぜながら、載せていきます。
サブタイトルは「いきものたちの一生と数字」
一生の間に、カンガルーは何匹赤ちゃんを産むでしょう?
キツツキが一生のうちに開ける穴はいくつ? といった具合に、数字で
生き物たちを知る絵本です。とってもおもしろく興味深いです。
どういうふうに計算したかの根拠もちゃんと巻末に載っています。
谷川俊太郎さんの文に、絵は江頭路子さん。
ちょうちょと ちょうちょは せんそうしない
きんぎょと きんぎょも せんそうしない
くじらと くじらは せんそうしない
まつのき かしのき せんそうしない
といった感じです。
夏の絵本なので、季節はずれになって
しまいましたが‥個人的には「つまさき」をクローズアップしている
ところがすごく新鮮でした。
こちらも夏向きですね。
Tupera Tupera さんの絵本。
(残念ながらどんな内容だったかまるで思いだせません。)
映画監督の故大島渚さんの絵本。
ご自身の戦時中の思い出を、息子さんに語ったことが元に
なってできたおはなしだとか。
こちらも戦時中のおはなし。フランスの絵本です。
空色の飛行機に乗った「男爵」が、爆弾の代わりに、敵地に落としたのは
なんと本!というユニークなはなし。本が空から落ちてきたら、兵隊さんたちは
どうするでしょう‥?
鳥たちによる「伝言」のおはなし。
ゲームじゃないんだけど、ゲームをみているようにおもしろいです。
最後はたしか、ちゃんと辻褄があったような。
星の王子さまを書いたサン・テグジュペリの
生涯を描いた絵本。作者はピーター・シス。細かく描きこまれています。
題名とおり、ページに描かれているもの全部
食べ物でできています。
大・中・小の3つのかぼちゃ。
種がいちばんたくさん入っているのはどれだと思いますか?
実際に、かぼちゃを割って、確かめてみて、なるほど~と理解する
絵本ですね。
大迫力のお相撲絵本。
私たちの暮らしに欠かすことができないお米。
その稲作の歴史をとても詳しく知ることができる絵本。
ありそうでなかった、きのこたちの物語。
干ししいたけは水によって若返り、そのパワーを活用できるのに、
やはり最後は「干し」の状態に戻ることをよしとしていて‥。
干されていることにアイデンティティを見出しているのだなーなんて、
思ってみたり・笑
四季の恵みが詳しく、そして美しく描かれています。
表紙をみているだけで、欲しくなってきますが、80ページにもわたる内容を
読める自信がありませんでした。
砂漠を緑の町にかえたある女の人のはなし
とサブタイトルがついています。実在した女性のお話です。
(残念ながら内容思いだせません)
描かれているのはパリの街並み。
屋根のてっぺんに上ってしまった猫のお話、のようですが、
こちらもちっとも思いだせません。
おならが出るしくみなど、科学的に説明
されていたような‥。
(その2)へ続きます。
その1の続きです。
‥の前に、ミシマ社にリンク貼ろうと思って調べたら、この本が載ってました。
先週末だったかな?ラジオで紹介されていて、へえおもしろうって思ってたんです。
では、新刊絵本の紹介続けます。
副題はパキスタンのゆうかんな子どもたち。
私は、マララさんのことは知っていましたが、イクバルくんのことは知りませんでした。
マララさん表紙の方からめくるとマララさんのお話になっていて、
くるりと反対にしてイクバルくんを表紙にすると、イクバルくんのお話が
読めるようになっています。
作者は、ジャネット・ウインターさん。『ワンガリの平和の木』とか、『バスラの図書館員』とか
『9月のバラ』とか、『私、ジョージア』とかの、です。
ごはん料理がジャンルごとに描かれて
紹介されているだけなのに、とても魅力的な絵本になっています。
極楽寺の絵本屋さんの店主さんは、ごはんのお供にはずせないのは松前漬けと
書いてましたが、私はいくらのしょうゆ漬けと、とりそぼろですねえ(笑)。
クルドのおはなしの副題通り、独自国家を
持たないクルド民族に伝わるむかし話です。
ある晩、王様の肩から蛇が生えてくる!というものすごーい始まりです。
さっと流して読んだだけなので、今度じっくり読んでみようと思います。
おぼまことさんの絵がとても合ってるなあと感じました。
ロシアの民話をベースにイギリス人の作者が
書いたおはなし。絵はエロール・ル・カイン。
兄弟のどちらもイワンという名前なんですが‥なんであえておんなじ??と
思いながら聞いてました。しかも兄弟仲がとても悪いんですよ。
副題は、空飛ぶネズミの大冒険。
ほんとうにあったお話なんじゃないの!とちょっと錯覚してしまうくらい
よくできた絵本でした。
大西洋横断飛行に成功したリンドバークより、なんと15年も前に、
大西洋を横断してニューヨークに来ていたネズミが居たんですっていう
驚きの話です。ネズミの方が先なんですよー笑。
鉛筆の細かいタッチとやさしい黒色が
特徴的なみやこしあきこさんの絵。
なんともしっとりした夜の街の様子がとてもよかったです。
三蔵さんのレジメの紹介文には「子どもの頃を思い出します」って書いて
あって、たしかに、表紙のうさぎの親子のように、背負われて夜の街を
帰った記憶がある方もたくさん居るだろうなあと思いました。
でも、私自身は、ずいぶん大きくなって自分が親になってからの
「夜」を、なぜか思いました。
こどものとも年少版のハードカバー本。
プラスチック板に描かれている絵が効果的、と三蔵さん情報です。
単純な話だけど、絵も文もリズミカルでおもしろかったです。
「いしゃがよい」ってことば、子供にはわからないんじゃないかな?と
思っていたら、こひつじ文庫さんでのやりとりが載っていました。
ちいさなかがくのとものハードカバー本。
「あー」と声に出して言うだけなんですが、ちょっと工夫をするだけで、
いろんな遊び方ができるという内容。おもしろいです。
アンジェラ・パレットさんの絵、とても
雰囲気あってステキです。
お婿さん探しのおはなしらしいのですが、さらっと絵を見ただけなので
よくわかりません。いつかまた。
絵は高畠那生さんだったのですね。
気づかず見てました。画像だとわかりませんが、小さ目の絵本です。
「す」を落としてしまったからスイカはイカになってしまった‥という
始まりの、言葉遊び的な感じの絵本かな。
以前紹介してもらった『ジャーニー』の続編です。
ジャーニーは女の子とまほうのマーカーというサブタイトルが付いていましたが、
今回はにじいろの地図のなぞ、となっています。
引き続きマーカーが活躍します。文字はないのですが、男女の動きが、
アニメーションの中の主人公たちに見えてきて、そのままアニメ映画になって
動き出しそうな感じです。
小川未明作の童話に高橋和枝さんが
絵をつけています。ぼんやりした春の夜の感じがとてもよく出ています。
こどものとものハードカバー本。
かとりせんこうの煙で蚊がぽとんぽとんと落ちていき、それから
いろんなものが、ぽとんと落ち始めるナンセンス絵本。
以上で絵本、29冊は終了です。
そして、おまけの3冊。
ポーランドのミジェリンスカご夫妻が、まる3年
かけて調べ上げて、世界中の国の中から42の国を選んでイラストを描いて
仕上げた世界図絵です。大きいです、そして読み応え見応え半端ないです。
巻末には198か国の国旗も載ってるそうです。
書いているうちに欲しくなってきました~(笑)。
余談ですが、この大きくて重い本を、三蔵さん2冊持ってきてくれたのです。
2冊ともめでたく買われていきましたが、スーツケースにしまわれていくのを
見ていたら、あーやっぱりこれ欲しい、これ私の、って思ってしまったと、
購入者のお一人が言ってました。
アリスとキャロルのパズルランド
ー不思議の国の謎解きブックー
アリスの世界をモチーフにしたなぞなぞ絵本。装丁も中の絵もとても
ステキです。表紙なんかふかふかしてますから。
22人の著名人が、どんな提案をしているのか
とても興味がありましたが、先に帰るメンバーのひとりが購入したため、
中身見ませんでした。いずれ読んでみようと思います。
今回もとても楽しい時間でしたが、三蔵さんに時間の制約があったため、
一緒にお茶の時間を持てませんでした。残念。
次回はたぶん秋ですが、またよろしくお願いします。
今週の月曜、6月15日は、三蔵さんによる出張講座
「はじめましての絵本たち」の日でした。
なんと今回が8回目!ということなので、もう4年も川口に来てくれている
ということになります。
私が所属している小学校の図書ボランティアのメンバーともすっかり
おなじみになって‥(わたしも)とても嬉しいです。
今回も、昨年11月の講座以降に出た新刊絵本を29冊と、その他3冊の
計32冊を2回に分けて、載せておきたいと思います。
仕掛絵本図鑑 と副題がついている通り
「図鑑」なので大きくて、見応えがありました。
表紙の絵でもわかりますが、人間が見ているセカイが、動物たちの
眼にはどんなふうに見えているのか、が目のところの紙をめくると
描かれているという形式です。
猫やチンパンジーなどの哺乳類だけでなく、鳥や爬虫類、昆虫など
も載っていて、いちいち、へえーとなりました。
文、写真ともに森枝卓士さんで、とても
説得力がある力強い絵本だなと思いました。
生きているものの命をいただいて、私たちは生きているわけですが、
言葉を尽くして説明するよりも、実感として伝わってくるものがある
内容でした。
植物も含めて、「生きていない」食べ物って、塩だけなんですって。
ネコリンピックする必要ないんじゃない(笑)って
思う、ものすごーくゆるい猫たちの大会です。
だって、よーいどん、で走らなくたっていいし、全員金メダルもらえるし。
装丁は祖父江さんが担当されているようで、ちょっとおもしろい作りに
なっていたのも、だからだったのでしょうか。
表紙裏表紙以外の、中の前頁があきらかに小さく作られていて、
表紙裏表紙の内側の上の部分に、「応援席」が描かれているんです。
この本を作っているミシマ社というのは、取次店を通さずに、じかに
書店とやり取りをする形式をとってるそうで、あと一度出版した本は
絶版にしないんですって。
(余談ですが、先日「川口一箱古本市」に、このミシマ社の営業の方が
出店していたことが後からサイト掲載の情報でわかりました。とっても
良心的な価格で文庫本売ってもらったので、よーく覚えてたのです)
ルラルさんシリーズの最新作。ことし25周年で、
もう7冊目だそうです。
望遠鏡を覗いたら、宇宙人が見えて大騒ぎ、の展開なんですが、「宇宙人」の
正体がなるほど~見えるかも、と妙に納得してしまいました。
いくつかのブログで紹介されていたので、
新刊だという意識が薄まっていました。
ジョン・クラッセンさんの絵って、いいですよね~いつかどれか1冊
欲しいなあと思っています。
すごいものを掘り当てられそうで、なかなかうまくいかない二人の様子が
ページをめくる私たちには、断面図でわかるので、ゲーム感覚で進んでいくと、
最後の最後で、あれ?どうなってるの?どうなってたの?となんか
だまされたような、どこかで大事なものを見落としていたような気持ちに
なります。ふしぎ、不思議。
トヤというのはモンゴルに住む主人公の女の子の名前。
家族でゲルで暮らす様子が丁寧に、美しい絵で描かれています。
作者はモンゴル人のご夫妻で、埼玉にお住まいのよう。訳者の津田紀子さんは
モンゴル在住と書いてありました。
谷戸というのは谷あいのこと。
そこで遊ぶ子供たちの様子が生き生きと描かれています。
(こういう絵本をみると、自分の子供時代はさておき、娘の子供時代を
こんなふうに過ごさせていなかったなあと、すこしだけ胸が痛みます。)
宮沢賢治が樺太へ向かう旅の途中で立ち寄った
旭川で、一遍の詩を残したそうで。その詩を元に、あべ弘士さんが文と絵の
両方を書いています。巻末には、賢治直筆の詩が載っています。
(講座終了後にみんなで本を見ているとき、この詩はカタカナだけじゃなくて
漢字もひらがなも使われているのね、と友達が「発見」しました)
小さい子と、遊びを楽しむ感覚で
読むには楽しいだろうなあという絵本。
すべりだいなんて、チョー身近なものだし、もっと前からあっても
よさそうなアイデアなのに、と思い、絵本ってまだまだいろんな可能性を
秘めているのだなと思いました。
かがくのとものハードカバー本。
花も、はっぱの形もかわいいですが、どんどんどこにでも生えてくるので
わりと目の敵にしている雑草で‥でも今回他のメンバーも同じように
思っていることがわかりちょっとほっとしました(笑)。
葉っぱ、すっぱい味がするそうです。
ヨシタケシンスケさんの人気シリーズ第三弾
ですが、前二作とは、出版社が違うだそうです。
やっちゃだめ、と指摘されると、どんなことにも理由があるんだよ、と
奇抜な思い付きを次々披露してくれるところがおもしろいですね。
そして、最後には、お母さんの方も癖を指摘されてしまい、苦し紛れで
答えていますよ。
アルミ板に絵を描いてそれを切って
貼って、作っているから面白い感じの絵になっているのかなーと
思いました。
たしかお弁当箱が本についていて、食べ物もついていて、それを
切り取って、自分たちでお弁当を作れるようになっていたと思います。
(余談ですが、作者のおなまえ‥あずみ虫っておもしろいですね)
前にこわい絵本シリーズで「怪談」がありましたが、
今度は「妖怪」だそうです。
あずきとぎ。研いでいるときの音がこわいです。しょきしょき しょきしょき。
京極さんの控えめな文章がこわさを誘うのですが、町田尚子さんの絵がね、
なんともこわいです。
三蔵さんが全文読んでくれましたが、淡々した感じで、こわさ倍増でした。
ご夫婦ユニットだそうですが、この方たちの
お名前もおもしろいです。はらぺこめがね。
本は仕掛け絵本になっていて、さんかく、まる、しかくの組み合わせが
どんどん変わっていきます。ちょっとハライチの漫才みたい???
「ぜんぜん関係なくなってきちゃった」
なんかかわいい絵本でした。
「ちゃんと見えてる?」って訊かれて、「見えてるもん」って答えるけれど、
ちぐはぐなことばかりしてしまう主人公。でも、見えてるか見えてないかで
言えば、見えてるんだからねえ。問題は「ちゃんと」の部分だけど、
ちゃんとしてるってどういうことかわからないのだから、自分がそう思えば
それが「ちゃんと」だよねー。これってもしかして、めがねが必要かどうかの
問題だけじゃなくて、ほかのことにもあてはまるかも、と思いながら
見てました。
1989年に出版された『ぼくの庭ができたよ』の
改訂版で、再刊されたそうです。
ちょうど1年前のこの講座で、同じ作者の『ソフィーのやさいばたけ』を
紹介してもらいました。
ここまでで、16冊です。
その2に続きます。
その1 その2の続きです。
クリスマスの絵本、POP-UP、その他、計13冊あります。
〈クリスマスのえほん〉
写真絵本です。
女の子がすっごくかわいいので、明らかに合成!と思われる写真でも
許してしまいます・笑。
赤がとっても効いています。
私的にはゆきだるまがかぶっている赤いバケツの持ち手が
とってもツボで、かわいくてしかたありません・笑。
メルボルン在住のご夫婦ならではの
真夏のクリスマス絵本。
お話はアリステッド・リンドグレーンが
1960年代の初頭に書いたものだそうです。描かれているこびとの
鼻がとっても好きでした・笑。
絵は「ちいさな死神くん」のキティ・クローザー。
このネコたちがルッキオとフリフリなのか!と
感動(笑)しました。翻訳絵本みたいだけど、庄野ナホコさんという方の
作品です。この名前といい、雰囲気といい、ぜったい二匹は日本のネコ
ではなく、イタリアンだと思うのですが、いかがでしょう?
クリスマスの飾りつけがとてもかわいらしく
そして美しく描かれています。
『よあけ』とか『ゆき』でおなじみの
ユリ・シュルヴィッツの最新作です。
〈POP-UP〉
この表紙画像では、なかみのよさが
つたわらないような‥。もっときれいな色でした。
こちらはポップアップというよりも
めくっていって、下にどんな絵があるかを楽しみ絵本。
アドヴェンドカレンダーをめくっていくのと同じような気持ちになりました。
色がとても美しかったです。
これ、すごくよくできていました。
クリスマスプレゼントにこんな本もらったら嬉しいでしょうね~。
アノニマスタジオの本です。
〈その他〉
もううちの娘は高3だからいいかなー的な
気持ちがはたらいて、実際に手にとってみませんでした。
どんな内容なのか、みておけばよかったです。
イラストはtupera tuperaさんですね。
デビュー15周年記念だそうです。
高野文子さんの新作マンガです。
新聞の紹介で知って、読んでみたかったので、じっくり見てみましたが、
私の頭では理解不能なところが多々あり、今回は(買うのを)やめておきました。
湯川秀樹博士らが、下宿人って、もうそこからすごいです。
以上合計で35冊を紹介していただきました。
今回もとても楽しい時間でした。三蔵さん、ありがとうございました。