前日の映画を決めるときに、この映画も候補に入っていて、
14日だったらサービスデイで料金が安くなることがわかり、
またまた3人で、同じような時間帯で、今度は日本橋へ行きました。
1ヵ月くらい前に、ラジオで紹介されていたのを小耳に
挟んでいたので、機会があったら観たいなあと思っていました。
「図書館」が出てくる映画は、もう、それだけで観たいのです(笑)。
あまり予備知識を持たずに出かけたので、帰ってきて夫のブログに
貼ってあった動画を観て、主演のエミリオ・エステベスが脚本、監督
だったと知ったくらいです。最後に素晴らしいオチが待っているので、
ストーリー紹介はやめておきますが、とても練られたよいシナリオ
だなーと思いました。伏線が「ここ」へきて効いている、といった感じで。
(全然知りませんでしたが、エミリオ・エステベスはチャーリー・シーンの
お兄ちゃんなんですね~)
エミリオ演じる主役の図書館員の行動にココロ打たれますが、彼を
そうさせた、彼の中にある、本への深い愛情に、同じ本好き、図書館好きの
私のココロがじんと静かに震えました。
館長もよかったな。人間として、ああいうふうに行動できる人に
私もなりたいです。
以前に『ニューヨーク公共図書館』を観た時も思いましたが、
アメリカと日本では、図書館が持っている(担っている)役割が
違うんですよね。ホームレス受け入れ問題は、ドキュメンタリーの中
でも問題になってました。
なんたってオリジナルタイトルは『THE PUBLIC』ですものね。
開かれたものであるべきなんですね‥。
とっても偶然なんですが、今図書館が出てくる小説を読んでいるところで、
だいぶ前に予約していた順番がまわってきたので読み始めたのですが、
『落陽』と、時代的にかぶっているところもあって。
そういうコインシデンスがとっても面白いなあと思っています。
ささやかすぎる私の毎日はそういうことによって彩られていくというか、
そういうことで(大げさに言えば)生かされてるんだよ、と思うのです。
そうそう、映画のあとのお楽しみも。
(こういうことでも生かされています・笑)