音楽の喜び フルートとともに

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ピアノ合わせ甲東園

2014-10-09 22:45:41 | 音楽

午前中、甲東園のピアノの中田さん宅で、リサイタルの合わせ。
蔦に侵食されたいつもの民家。蔦が少し赤く色づいてきています。


「また、お願いします。」
「いらっしゃいませ。」

「やっぱり、魔弾からですよねぇ。」
「そうですねぇ。ふぅーっ。」と、テンションを上げてから始めないと、とても吹けません。
朝一番。一曲目。どんな状況でも、ちゃんと吹けないと・・・。
指は、よく回っていますが、息が少し足りない。それから、舌がよく回ってません。

昨年から何回か中田さんと、魔弾を合わせていますが、初めからうまいです。
が、それにも増して、今回は中声部や、対旋律がより歌われていて、よく聞こえます。

私が全体に歌いたいメロディーをゆっくりしてもらうこと、息が続かなくなるので早めに演奏して欲しいところを伝えました。

「次はミニョン。」
「曲順はどうします?」
「ゴーベール、ミニョン、魔弾、休憩、ドニゼッティのソナタ、ローエングリン、ヴェニス。」

「魔弾を吹いたら、もうミニョン吹けないですから。」」
「うーん。そうですね。やっぱりこれだと、ミニョンが先ですよね。」
「前半だけでも、いいぐらいのプログラムですねぇ。」
「はぁ。I先生にも、『本当にやるの?』と言われてます・・・。」

「まあ、前半は、真面目にやって、ゆっくり休憩して、後半は楽しんじゃおうと思ってます。」

ミニョンは、8月にやったのですが、テンポや吹き方がその時と変わっています。
「ちょっと変わってます。」というだけで初めましたが、1回でほぼ完璧に合わせてくれました。
「プレスト、よくなりましたねぇ。」
「ありがとうございます。」

ドニゼッティのソナタ
テンポ4分音符=126ですが、これですると少しゆっくり感じられます。みんなが最近ドンドン早く演奏しているからです。私も、結構早く練習していましたが、126で演奏してみたら、落ち着けていい感じです。こっちで行こう。

ゴーべールのファンタジー
これは、中田さんの得意分野。ピアノがすごくいいです。私はもうちょっと研究が必要。
縦のラインがあまりよくわかっていません。
次までにピアノを叩き込んでおかなくっちゃ。

ヴェニスは、ピアノはほとんどずっと同じ伴奏。
ですが、私の方はずっと動いています。変奏によって難しいのがあるので、少しテンポを変えてもらうように頼みました。

ローエングリン。
これは以前一緒にやったので、大丈夫かと思ったら、結構忘れていて間奏がどこまであるか?わからなくなったりしましたが、場所に来ると、体が動いて音がでていました。

「次回は西宮北口の私のレッスン室に来てくださいね。」

合わせてみると、自信があると思っていたところが、曖昧だったり、ダメだなぁと思っていたところがうまくいったり。今日もいろいろなことが、明確になりました。
もっと、練習しなくっちゃ。
これだから、合わせるのは楽しいです。
次が楽しみです。