札幌から旭川まで行く電車はいろいろあるけれど、今回はこれ。わざわざ予約しました。
旭山動物園号。
外側だけでなく、内装もろうかには動物の足跡、一台ずつに大きな動物のぬいぐるみが座っているシートがあり、記念撮影できます。
また、一番前の車両は、座席がなく動物クイズなどで遊べます。子どもたちは大喜び!
行動展示というのだそうですが、アザラシの餌やりを見せてくれたり。
動物も至近距離で見れる工夫があります。これは?
しろくまの皮膚。簡単でしょ。
ペンギンの餌やりも、よく見えるような角度でしてくれました。
ペンギンは、水の中では飛ぶように早いです。
こんなことをやっているのは、ただ、可愛いというだけでなく、動物に関心を持ってもらい、絶滅に瀕した動物たちを知ってもらうことで、地球環境を生物全体に適正なように整えて欲しいという想いがあるそうです。
飼育員の方たちのお話は熱がこもっていて胸に響いてきました。
日本のビールは1876年、開拓使麦酒醸造所として始まったそうです。
ビール博物館に行くと、ビールのことが学べます。この建物は1890年に建てられたものです。正面は工事中でした。
中には大きな煮沸釜(ウォルトパン)などが展示されています。
これは日本初、ビール第1号ラベルです。
過去の広告の展示もあります。アールヌーボーの影響で、なかなかいいです。
倍賞千恵子さんや、小泉今日子さんのポスターもあって、時代を感じさせます。
ビールもよかったけど、私はリボンシトロンの広告が外国の絵本の挿絵のようで好きです。
それに実は、ビールはコップ一杯で酔っ払ってしまうのです。
エビス サッポロビールの看板も古式ゆかしい。その横にはゆるキャラならぬ、ビールおじさん。
戦時下には、ラベルも各社一本化、統一され、独自のものは赦されなかったとか。
戦争が、商品だけでなく、文化や多様性を破壊するものだということが、よくわかります。