北海道へ行って帰ってきてすぐ、温かいから身体が油断したせいか、風邪ひいて熱を出してしまいました。
ご馳走を食べ過ぎて、胃腸が疲れたのもあるかもしれません。いろんなものを溜め込み過ぎたら、次は出さないといけないのが自然の摂理。
私の場合は熱となって出ていくことが多いです。
熱は漢方薬で下げましたが、一回炎症を起こした喉の腫れは、簡単には引きません。
6日経ちましたが、まだ身体がいうことをききません。
しかたないので、風邪を引くと、音はどう変化するのか?ということを観察してみました。
熱が出る予感の日は、身体が重くて、吹いてみたら、やりにくかったスケールなんかが、スラスラふけます。いつも力が入るところに入らず、いい感じ。ただし、なんか疲れやすい。
旅の疲れかしら?と思っていたら、その夕方熱が出て、「吹きにくくて、しんどかったのは、熱がでてたからだったんだ。」と、ようやく気付きました。通常と違うけれど、5日も吹かなかったせいで、風邪のせいか、練習不足のせいか、わからなかったのでした。
次の日は流石に寝てしまい。
一日、練習したら、うまくなるか?寝ていたほうが、早く治した方が、うまくふけるか?と考えていましたが、結局、夕方不安に負けて一時間ほど吹きました。
次の日は、朝からレッスン。
熱は下がっていたので、起きて吹きました。
しかし、耳がヘン。
音が遠い。録音してみたら、低い。
低い音が、すごく響くけど、高音がかすれます。音程も全体に低いです。
とにかく耳がだめなので、録音しては調整、調整しましたが、ここは低め、ここは高めなんて、いちいち書かなくていけないほどひどかった。
昨日まではそんな感じで、ピアノ合わせ。
昼間は薬が聞いていたのか、元気だったのが、合わせも終わって夜になって、ウィルスをやっつけるための痰が出だして、咳もでます。
悩んだ挙句、たんを切るための漢方薬を飲みました。
今朝、熱も下がったけれど、今まで、ウィルスを出すために、ハイテンションになっていた身体がドーンと下がった感じで、どうも、体から音が出ない。
身体が冷えて、硬くなって動かない感じです。
身体のテンションが運動しても、歩いても上がらない。
薬のせいか、治りかけのせいなのか?
またしてもよくわからないかった。
一つ分かったのは、熱はでても、音楽にとっては悪くない。ということ。おもしろいです。