音楽の喜び フルートとともに

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クリスマスコンサートリハ

2015-12-16 21:56:39 | コンサート

今日は伏見からIさんが合わせに来てくれました。
Iさんからの依頼で、22日に深草の老健施設のクリスマスコンサートのお手伝い。Iさんとは、ちょっとご無沙汰でしたが、久しぶりにデュオ復活です。

Iさんの選曲、フルートデュオで、クリスマスキャロルを13曲、唱歌を4曲、アンコールも2曲用意しました。

クリスマスキャロルは、西欧の教会の中で歌われていたというより、世俗的な民衆の祝歌の形で13世紀頃には存在していたそうです。
イブの夜に教会に集まった子どもたちが、家々を訪ねて歌ったそうで、宗教的なものと捉えられていた側面もあるそうです。18世紀には新しく作られたものもあり、由来は多岐に渡っています。

「聖なるかな」は賛美歌546番の歌詞にシューベルトがメロディをつけたものです。ドイツミサ曲の5番目として作曲されました。

「荒野のはてに」は16世紀のフランスの歌が元になっています。

「ひいらぎかざろう」はウェールズの世俗的な新年の祝歌

「牧人ひつじを」は13世紀にはもう歌われていたと言われています。

「グリーンスリーブス」は1500年代イングランドの民謡として流布した歌曲で、歌の内容は、「私捨てた人、残酷な人、緑の袖(グリーンスリーブス)は私の喜びだった」というような、恋に敗れた人の哀歌です。

「おめでとうクリスマス」は16世紀イギリスのイブにイチジク入りプティングを用意して、キャロルを歌って「おめでとう」とクリスマスを向かえた習慣を歌った歌で、キャロルの最後に歌われたそうです。

もともと合唱曲が多く、今回もフルート二本ですが、器楽的というより、和声を楽しむような編曲になっています。

Iさんは今年はパウエルの銀、頭部管にアルタスの足部管をつけていました。
オープンG#に変えたそうです。チャレンジャーです。
私も、いつものパウエルから、パウエルの10Kの頭部管に足部管溶銀に、持ち替えてみたら、こちらの方が音色が合います。このような曲は調和が大事。
演奏会が楽しみです。