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天才モーツァルトの失敗?

2021-05-04 22:50:39 | 名曲
ダリアのスイートハートを植えました。

今日の練習は、モーツァルトの四重奏を四曲おさらい。
完璧な第一番Ddur、1786年の3曲の流行歌で埋め尽くされた第4番Adur。
「後宮からの誘拐」が忍んでいる第3番Cdur。
いつも真贋が疑問視される第2番Gdur。

モーツァルト21歳。

神童、天才、夭逝した大作曲家…

8歳のときにイギリス王妃シャルロッテ ゾフィーに送ったソナタ集が残っています。
K10番から16番。

シューベルトやバッハの作風を取り入れて作られた6曲は、ソナタ形式さえ成していないものがあり、拍の取り方にえっ?と言うものもあり、モーツァルトいろいろ試していたんだ。と思うところもあり、興味深いです。

頭の中に完璧な音楽があって、それを紙に映すだけと描かれることが多い天才の姿ですが、その前の下積みや失敗を、もうすでに何回も何十回もやり終えてから成人になったモーツァルトは、世間から見ると、努力も失敗もしない完璧な天才に見えた…。

あくまでも私見なので、怒らないで下さいませ。