音楽の喜び フルートとともに

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グリーグのカエル

2022-04-03 21:10:59 | ロマン派
旧宅のスノーフレークが咲いていました。捨ててあった球根をひろってきて埋めたら出てきました。
水仙かと思っていました。
花が遅いので今年は無理かな?と思っていたら、花が咲いてびっくり。


まさにひろいものでした。

エドゥアルド グリーグ(1843-1907年)

スウェーデン=ノルウェー ベルゲン生まれ、ノルウェー ベルゲン没は、5人兄弟の4人目曽祖父はスコットランド アバディーンシャー出身のスコットランド人でした。



1858年15歳の時にヴァイオリニストのオーレ ブルに見出されライプツィヒ音楽院に作曲とピアノをまなびます。 
1863年、デンマークのコペンハーゲンに住み、作曲家ニルス ゲーゼに学びます。
この頃交響曲とピアノソナタを作曲します。



従兄妹でソプラノ歌手のニーナ ハーゲルップに出会い、1867年に結婚します。以後の歌曲はすべてニーナのために書かれています。






1868年ピアノ協奏曲イ短調op16の作曲に着手します。

以後40年間亡くなるまで、300回以上改定をしています。







1907年心不全でベルゲンの病院でなくなりました。

また、グリーグは演奏会に臨んでポケットに小さなカエルや豚を忍ばせて、それを触って心を落ち着かせたそうです。

グリーグ博物館にはグリーグのカエルが展示されていて、お土産屋さんでレプリカが買えるそうです。
ネットにはそのカエルがたくさん出ていて、どれが本物かわかりません。
どれも前足がとれていて、たぶん本物も取れているのだと思います。
それでも頼りにし、大切にし続けた優しいグリーグの人となりが忍ばれます。

驚きのイントロが有名です。