音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

腰痛に効く?音楽

2022-04-25 21:21:50 | ロマン派
うちの旧宅の白バラが咲いています。
昨日は雨。

旧宅に引っ越してからずっと咲き続けてくれています。

今日予定していたフルートアンサンブル。榎田先生ぎっくり腰のためキャンセルになりました。大丈夫かなぁ?
お身体お大事になさって欲しいです。

腰痛に効くクラシック音楽で検索かけたら出てきました。
急性痛は病院へ、慢性痛はホルモンを活性化し、βエンドルフィンを出す周波数の音楽がいいそうです。

モルヒネの6倍鎮痛効果があるとか…。
科学的なことは、よくわからないですが、まあ、普通に好きな音楽を聞いたり、リラックスすれば心が落ち着いて、心が落ち着くと、呼吸が深くなっていろいろ身体に良いことが起きそうな気がします。

音楽を演奏する時は、深い呼吸、柔軟な身体で演奏するのが常態。
人は共感する生き物なので、音楽に身を預ければ、自然と呼吸も深くなるというのは、科学を知らなくても予想がつきます。

閑話休題。

その腰痛に効くクラシックのCDの中の一曲。
フェリックス・メンデルスゾーン(1809-1847年)
自由都市ハンブルク生まれ、ザクセン王国ライプツィヒ没

の「夏の夜の夢」序曲op21。
1826年メンデルスゾーン17歳の作曲です。
シェイクスピアの「真夏の夜の夢」を元に作られました。

姉のファニーとピアノ連弾で楽しむために書かれましたが、すぐに自分でオーケストラ編曲しました。

1834年になって、プロイセン王フリードリヒ4世が感銘を受け、勅命により劇付随音楽「夏の夜の夢」op61が作曲されました。
これは12曲になりますが、序曲を引用して作られています。
結婚行進曲が有名です。

妖精の王オベロンと女王のティターニアの支配する森。
夏至には妖精たちが集います。
2人は夫婦喧嘩の真っ最中。
売り言葉に買い言葉、永遠の愛を誓う2人を見つけられたら仲直りしてもいい。

ハーミアとライサンダーは愛し合っていますが父にディミートリアスと結婚させられそうになり森へ二人で逃げます。
彼らを追って、ディミートリアスも森へ、ディミートリアスを愛するヘレナ
も森へ。

そこへ妖精パックが


惚れ薬を4人に盛り…でたらめな相手と恋に落ち。
ついでに女王ティターニアも薬を盛られ、ロバの頭をかぶった男に熱愛を告白し。

夜の森は大混乱。

間違いに気づいたオベロンによって、薬は正され、無事にハーミアとライサンダーはカッブルに、ディミートリアスはヘレナを愛するようになり二組の愛が成就し、
オベロンとティターニアも仲直りして大団円。