今日は夙川ギターアンサンブルで、ギターの増井一友先生の追悼コンサートでした。
ギターデュオで追悼曲「カノン エレジアーコ」
スペシャルゲストの西垣昌信氏によるドビュッシーの墓とファリャの火祭りの踊り。
フルートの田畑裕美さんを加えて、池上先生作曲によるKazutomoによる2つの無言歌。この世とも思えない美しさでした。
西宮練習会でいつもお世話になっているメンバーが5人も出演しています。
ギターの古橋さん、渡邊さん、高井さん、三浦さん、本庄さん。
増井先生と懇意にされていた池上敏先生が多くの楽曲をこのコンサートのために作曲されていました。
ギターデュオで追悼曲「カノン エレジアーコ」
個人への想いが伝わって来る曲でした。
ギター合奏でKazutomo による小品集
昨年11月の初演のバッハの甘き死よきたれとグレゴリオ聖歌の楽園にてを編曲したものに加えて変奏つきのサラバンドを加えたもの。
地の底から響くバスギターの音が誰もがいつかは迎える死とそしてその中にも希望を感じさせられました。
スペシャルゲストの西垣昌信氏によるドビュッシーの墓とファリャの火祭りの踊り。
ドビュッシーは増井先生の1900年代初頭に作られたギターで演奏されました。
音量ではないと言うことが歴然とする名演でした。
ファリャは西垣先生のギター。こちらは150年前のギターで、これはもうどうやっているのだろう?というギターの表現を越えた原始の力を感じさせる演奏でした。
フルートの田畑裕美さんを加えて、池上先生作曲によるKazutomoによる2つの無言歌。この世とも思えない美しさでした。
2つの無言歌第5集
これは田畑さんのお母様より増井先生とのデュオをと頼まれていたのを構想を考えているうちに亡くなられたそうです。
慚愧に堪えないと池上先生は書いておられました。
増井先生と懇意だったイギリスホートン氏のトワンゴロジー
フランス、ピリス氏の放浪者
ギャグノー氏の映画都市 可愛いミューズの踊り
増井先生の広い交友関係と温かいお人柄が忍ばれるコンサートでした。
ご冥福をお祈り致します。
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