子育てサロンの会場の前に咲いていました。
彼は旅行好きで、特に北アフリカを愛していました。
1861年ニデルメイエール音楽院で教職につきます。
母クレマンス・コラン
寒菖蒲(カンアヤメ)と言うそうです。
1.2月に咲くあやめで1日でしぼむそう。
何年も月1回は通っているのに見なかったのはそのせいかも。
学名はAlgelian Iris アルジェリアのアイリス。
アルジェリア、ギリシャ、トルコ、西シリア、チュニジア原産
地中海南岸原産です。
シャルル カミーユ サンサーンス(1835-1921年)フランス王国パリ生まれ、フランス領アルジェリア アルジェ没
彼は旅行好きで、特に北アフリカを愛していました。
アルジェリア組曲は
1880年ブローニュ シュル メールで作曲し、12月19日にパリ シャトレ座で初演されました。
サン・サーンスは、官吏の父とオートマルヌ県の一家の母のもと一人息子として生まれました。
生後2ヶ月で結核で父がなくなります。
母と彼女の叔母の元に育ちます。
13歳でパリ音楽院に入学します。
15歳でローマ賞は逃しますが、サント セシル協会で一等賞をとります。
1853年からサンメリ教会でオルガニストを務めます。
1861年ニデルメイエール音楽院で教職につきます。
1864年には2度目のローマ大賞に挑みますが落選しています。
名声は高まっていきます。
1871年普仏戦争が起き2ヶ月国民衛兵として参戦します。
その後ロンドンに避難し歓迎されます。
1871年国民音楽協会を創設し副会長になっています。
1873年初めてアルジェリアを訪ねています。
交響詩、オペラを書き、順調に売れるようになってきた1875年19歳のマリー ロール トリュフォーと結婚します。
パリのアパートで母と二人で暮らしていたが、カルチェ・ラタンに越して結婚しましたが、母もついてきます。
母クレマンス・コラン
二人の子どもを授かりますが、1878年アンドレはアパートの窓から転落し2歳で亡くなり、下の子は6週間で肺炎で亡くなります。
1877年普仏戦争で延期されていたオペラ「銀の音色」が上演され18回を超える再演となり、オペラの献呈を受けたアルベール リボンは上演3ヶ月で亡くなります。
リボンはサン・サーンスに巨額の遺産を残します。
作曲に専念する環境が整い、オペラ「サムソンとデリラ」を書きます。
1878年妻とオーベルニュの温泉に向かいます。ここで彼はホテルから姿を消し、「二度と戻ることはない」という手紙がマリー・ロールの元に届きます。
以來、二人は二度と会うことはありませんでした。
サンサーンスは女性より男性に惹かれていたという説がいくつかあります。
サン・サーンスは以後女性と親密な関係になることなく、離婚手続きもせず、フォーレとその妻マリーと息子たち二人の世話を焼き、家族のようになります。
アル ジャザイール(アルジェリア)はアマーズィーグ(ベルベル人(西欧人がつけた蔑称)イスラム教を信じるアマーズィーグ語を話す先住民)
の国でしたが、カエサルの征服でローマ共和国の属州になります。
ウマイヤ朝の侵入以降イスラムの支配が続きます。
16世紀にはオスマン帝国、スペイン帝国が進出します。
1801年アメリカ合衆国が武力行使し、第一次バーバリ戦争、1815年第二次バーバリ戦争が起きます。
1817年西欧諸国によるアルジェ砲撃が起きます。
1830年フランスがアルジェを占領します。1847年全アルジェリアを支配し、アルジェ県、オラン県、コンスタンティーヌ県が置かれ、ヨーロッパ人が入植しました。
1962年独立するまでフランス領でした。
サン・サーンスはアルジェリアを愛し、冬の寒さを避けアルジェで過ごすようになっていきます。
亡くなったのは、1921年12月16日冬のアルジェで死因は心臓発作でした。
亡骸はパリへ戻されマドレーヌ寺院で国葬が行われました。
そこには1881年以降、一度も彼と会うことのなかったマリー・ロールの姿がありました。
サン・サーンスは「この地では何人も来ることはなく、敵意のある声も届かない。静寂とそれを讃える崇高な歌をかき乱す声はない。」とアマーズィーグのことを言っていました。
アルジェリア組曲
第1曲 前奏曲 アルジェを目指して(En vue d'Alger)モルト・アレグロ
金管のファンファーレが挿入されます。楽譜にはアルジェに向けての航海の模様を記す詞が添えられています。
第2曲 ムーア風狂詩曲(Rhapsodie mauresque)アレグレット・ノン・トロッポ ニ長調
6/8拍子3つの舞曲のメドレー風。
第3曲 夕べの幻想 ブリダにて(Rêverie du soir. À Blidah)
アレグレット・クアジ・アンダンティーノ イ長調 6/8拍子この楽章のみ原型が先に書かれ、1979年6月7日に初演。
フルートの序奏に続き、独奏ヴィオラの主要主題「愛の歌」が気だるいリズムに乗せて繰り返されます。
第4曲 フランス軍隊行進曲(Marche militaire française)アレグロ・ジョコーソ ハ長調 2/2拍子
アルジェの市中を進む、フランス軍の連隊の行進のようすです。
いつも温かいリアクション
ありがとうございます。
今日の札幌は季節外れの暖気!
最高気温が10度予報。
余りの気温差に身体が付いて行くのが
いささか難儀です(;_;)
今日もどうぞお元気でご活躍を(^-^)
気温差かすごいですね!
お身体に気をつけて頑張ってくださいね。
Thanks