音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

合唱団と練習2

2012-12-13 22:16:26 | 音楽

今日はもう一つの合唱団との練習。
こちらは、中高年の女性たちの集まりです。
元気いっぱい。
練習中も笑いがたえません。
「ここの発音は、「かあー」からすの「かあー」」とKさんも振り付きでやってみせると、大爆笑。

女工たちの歌は、円になって手を繋いで。「ゆーらー、ゆーらー。」と体を揺らしながら歌ってみると、本当にいい感じになってきました。

闘牛士の踊りは、本番と同じように、合唱の前に立って、フルートで入りを合図しました。
全員での合同練習の時は、緊張していて見れなかったらしいですが、今日は落ち着いていてばっちり。

「楽譜ばかり見ていて、初めてちゃんと見れました。」
「やってみたら、すごくわかりやすかったです。」
と、言われて、私も参加したかいがありました。

休憩時間には、何種類もの、アメが行きかい…さすが、大阪のおばちゃんたち。(私も返したかった。)
なごやかな空気の中、練習は終えたのでした。

フルートの無いところは、私も一緒に歌いましたが、目を見開くと、脳の周りの筋肉が動きだし、鼻腔に音が響くなど、声楽ならではの、体の使い方が、学べて、とっても勉強になりました。

他にも、「へ、へ、へ、へ、・・・。」と発声練習をすると、お腹の筋肉を使い、鍛えられるなど、すぐにフルートの練習にも取り入れたい。

フルートの神様、モイーズさんも、声楽に学ぶべきだと、言っていましたが、歌心だけでなく、体の使い方など、私も学ぶべきだと思いました。


合唱と練習

2012-12-12 22:27:51 | 音楽

午後、カルメンの合唱の練習に、Sさんと一緒に行ってきました、
子どもたちの合唱。
「兵隊さんと一緒に・・・」と、歌います。行進曲は、歌いだしの初めの音が大事です。
フルートは、トリルが付いています。
合唱は、声でそのアクセントを出します。
行進曲で元気よく。

女工たちの歌。
タバコ工場で働いている女たちが、カルメンと喧嘩を始めますが、女たちは、「町のけむり、ゆらゆら」と、平和な町を歌います。

それから、有名な、闘牛士の歌。
ピアノでとっているリズムのベースの音。4拍目のアウフタクトから1拍目への連携。1拍目を深く降ろす、その深さで闘牛士たちの力強い合唱の雰囲気がでます。

合唱、最後の歌は、祭りの日の歌。
「オレンジは、いかが?おうぎはいかが?」
闘牛の日は、町のお祭りの日。物売りが出て、町は活気づいています。
喧噪の雰囲気を、出すために、4声が、交互に出てくるために、うっかりすると自分のパートが入れません。全部のパートを歌う練習をすることによって、どんなことになっても入れるよう、がんばっています。

フルートを吹いたり、一緒に歌ってみたり。
声を出すと、やっぱり気分が解放されます。
いろいろ心配なことが、一緒に会って練習を重ねることで、少しづつ力が積みあがってきて、自信へと変わってきます。

まだまだ、練習しないといけませんが、大丈夫。きっとうまくいく。
明日はもう一つのグループの練習に行きます。


子育てサロン12月

2012-12-11 22:27:07 | 子ども

今朝は、子育てサロンで、クリスマスコンサート。

9時集合で、今日は、スタッフ5人。
みんなで、いつものように、椅子と長机をかたづけて、掃除機をかけて、マットを敷いて、雑巾がけをして、クリスマス飾りをつけをして、製作するクリスマスベルの用意、ハンドベルを学校の倉庫から出してきて、机に必要な音を出して、譜面台立てて、。
「間に合わないから、ハンドベルの説明しますから、聞きながら準備してね。」
「はい、はーい。」

「きよしこの夜をします。3拍子の1拍目をカーン。と鳴らして下さい。楽譜を作ったから、見てくださいね。
って昨年、楽譜を作って3拍子に3拍いれて、楽譜を見てもらって叩いたら、崩壊してしまいました。
そりゃそうです。音楽をしていない人もいるのに。私が悪かった。

というわけで、ベルの後ろにAとか、Cとか書いてあるので、一小節の箱に C E Gと書いてみました。
見てもらうと、あらしまった。

Bdurでつくったのですが、BはB♭と書いてありましたが、E♭で書いたところ、ベルの表記はD#。
あわててサインペンでD#に書き直して。

わかるかな~?若干不安ですが、まあ、やるしかない。このスタッフは少数精鋭です。きっと大丈夫。

子どもとお母さんたちの受付をすまして、「ちょっと、着替えてくるね。」と別室に隠れ、その間にほかのメンバーが、お名前を呼んだり、サロンの歌を歌ったりして。いよいよ出番。

今日は、薄いゴールドのふわふわドレス。
「3歳までの子どもたちは、協力したいとか、参加したいという気持ちがすごく強いです。だから、お母さんが見ているもの、集中しているものがあれば、一緒に見てくれます。少しくらい立ち歩いても、構わずお母さんたちが音楽に集中していてくれると、そのうち、一緒にみてくれるので、あまり気にせず、ゆっくり聞いてください。」と始めました。

そりすべり。あまり長いこと寒い外にいたので、音が超低い。まあ、独奏なので気にせず演奏。
小さな部屋にたくさんの人が入っている上、マットを敷いているので、音が響かないです。
それでも、お母さんたちが集中してくれているので、静かに聞いてくれています。

次は、カッシーニのアヴェマリア。
暗い、ゆっくりした曲ですが、今年は平清盛で、舘野泉さんが、弾いてくれているので、聞き覚えがあるかな?
まだまだ、大丈夫。静かに聞いてくれています。本当に素晴らしい。

最後は問題の、きよしこの夜。
すごい!完璧。
みんなベルを見ています。よかった、大成功。大拍手。

それから、牛乳パックでつくったベルのパーツを配り、3角錐の頂点をモールと鈴、リボンをつけ、シールを貼ってお名前を書いてもらいます。
いろいろな、ベルができたところで、
「赤鼻のトナカイさんを歌います。ベルのある人はベルをふってください。そうでない人は手話をするので、真似をしながら歌ってください。」とはじめようとしたら、「あら、ベル回収しちゃった。お菓子入れて渡すんじゃなの?」「いえ、それは歌った後…。」ということで、もう一回ベルを返して、今度は赤鼻のトナカイさんを、優秀なスタッフは手話をちょっと打ち合わせただけで、OK。子どもたちは鈴をシャンシャンならし、お母さんたちは振りをしながら歌ってくれました。
それから、ベル回収。

「お菓子を入れるベルが足らないよ。」「大丈夫、向こうでMさんが足してくれてる。」
お菓子は、普段は出しませんが、地域の方の寄付があり、グリコのビスコと、買い足したラムネや、パイの実を詰めあわせてささやかなクリスマスプレゼントです。

Tさんが絵本を読んでくれている間に、別室に行くと、Mさん、Oさん、Yさんが、切ったり貼ったり詰めたりの真っ最中。

実は、クリスマスは寒すぎたのか例年人が少なかったので、少し、ベルの用意が足りなかった。一家に1つにしてもらい、小さな妹弟は、我慢してもらったものの、お菓子をそのまま渡すのはかわいそう。

製作には間に合わなかったけれど、お菓子を渡すまでにと、色画用紙で、足らなかった4つを足していたのでした。
私も、着替えて楽器をなおしたら、すぐにお手伝い。

「11時27分、よっしゃ~間に合った!」

お菓子を持っていくと、Tさん、絵本も読み終わり、「さよなら三角また来て四角」の真っ最中。
一人で、持たせて、本当にお疲れ様です。

ということで、今回もバタバタでしたが、無事、全てのプログラムを終えることができました。
多少のイレギュラーはありましたが、やはり、このスタッフはすごい!
今年最後の、サロンも自画自賛で終えたのでした。
次のサロンは1月8日。
みんな風邪ひかないで、元気に来てくださいね。おとなも、こどもも。


サックスカルテットin住吉東で、やってしまいました。

2012-12-10 20:15:27 | 音楽

日曜日にギターのNさんの㈱フルフラールという会社がプロデュースしているサックス4人のコンサートに行ってきました。
南海高野線、住吉東。
土地勘がないので、一緒に連れて行ってもらおうと、3時開演なので、受付を頼まれているAさん、Yさんと、2時に駅で待ち合わせました。

午前中、松井山手でレッスンだったので、遅れてはならないと、駅探で時刻表を検索して、ちゃんと、牧野で定刻の電車に乗れました。
北浜で堺筋線に乗り換え、天下茶屋でホームに上がると、電車が来ています。行く先を確認して、「空いてる」とシートに座り。「4つ目くらいだったよね。」とこの前のカルメンの合同練習の録音を聴いていると、すっかり集中して、「ここがまずい。ここは直さなきゃ」と入り込んでしまいました。
駅に止まって、ドアが開いて、それから締まって。
『あれ?なんか、一駅の間隔が長かったような・・・。』と顔を上げて駅名を見ると…!!!

堺東。

『これって、住吉東の前だっけ?』

締まったドアの上の駅の表をみると、とっくに通過、住吉東。

とりあえず、Aさんにメールを作成していると、「乗ってなかったの?」とYさんからメール。
「乗り間違えた。先に行ってて、次で折り返すけど、会場はどこだっけ?」
我ながら、危機管理がなっていないです。
大丈夫、大丈夫。北野田で折り返したら、早めに出てるので間に合うわ。と自分に言い聞かせ。
北野田で見たら、5分後の2時15分初急行。
『堺東で各駅に乗り換えたらいいだんよね。』

堺東で無事乗り換え、『ヤマダカフェで、駅できいてわかるかな?』心配になってきました。
そうだ、後発で、Mさん、Yさんが、来るはず、それならたぶん今頃。
さっそくMさんに「いまどこですか?もうすぐ住吉東。」とメールしたら、返信を待つ間もなく到着。

しかし、ホームに降りて見回したら、同じ電車をおりてくる、Mさん、Yさんの姿が見えました。
良かった、一安心。
ドキドキしたけど、たくさん友達が来ていてよかった。
現役時代から時々あったので、会場につくと、「やっぱり、Mちゃんやなぁ。」と笑われました。
そうなんです。今回はまだ大きな迷惑をかけなくてよかった。

音大出たての4人の演奏は、フレッシュで、楽しかった。お茶とケーキ付なのもよかったです。

サックスは、オーケストラの中にある楽器にしては、作られたのが、比較的近いせいもあって、クラッシックだけでなく、ジャズをやってもポップスをやってもはまるし、音量もホールだけでなく、響かないサロンコンサートにもぴったりです。

同期の友達にも会えて、ちょっとハラハラしたけど、最後は楽しい一日でした。





表現する

2012-12-07 22:08:24 | 哲学

この小さな花も、カーネーションの一種です。スターチェリーというそうです。『なでしこみたいだなぁ。』と思っていたら、カーネーションはナデシコ科ナデシコ属でした。

虐待を受けた子どもは、人を信じることが難しいです。
お母さんのそばで赤ちゃんは、泣いたり笑ったり、自分の感情を素直に表現しています。
表現していても、赤ちゃんは殺されることなく、ちゃんと育っています。
いま、大人になっている人は、全てそれが赦されてきた人です。

赤ちゃんの要求は100%はかないません。それでも、赤ちゃんは健やかに生きています。

世の中には少なからず暴力が存在しています。その暴力によって、徐々に子どもは表現することをやめていきます。
もっとも、大きな暴力は戦争。
私たちの親の世代の幼児期から子どもの時期は、この大きな暴力のもとにありました。

表現をすると、殺されるという社会の中で、息をひそめることを、複雑な社会情勢を理解する前に、子どもとして理不尽に体験してきて、その感情はほとんど理性により分別、処理されていません。

現実には戦時下は終わり、表現の自由を許される社会にあっても、人を信じることができず、表現することをよしとしません。この場合、表現の自由と、意見が通ることは別です。

信じないでいることが、生き残ることだという信念となって残っています。

しかし、現実には、笑っても泣いても、殺されずに平気で歩けていますし、殺されずに眠り、殺されずに食べています。人を信じているから、人のそばで眠り、安心していきています。

でも、情報を交換することに関しては、依然として人は信じられないというところに立って表現するのです。

戦時下にあって、どれだけの人が出陣する子どもにこっそりと「生きて帰っておいで」と囁いた母親がいたでしょう?
母親が、本当に母親だったら、こどもを出陣させたでしょうか?

母親である前に夫の妻であり、父親の娘であったから、戦争に喜んで協力した。
そして、怖いのは、戦後2世代は経ているのに、いまだにこの信念が世代を越えて生きていること。
私の中にもあって、人の前では素直な感情を表現することができない。
戦争という暴力が、長きにわたって人を病まわす。

情報交換無くして、人との交流は無い。素直な感情の表現は、その人がその人らしくその場にいたという証し。喜怒哀楽。のすべてを表現できているか?まだ、答えのない難問です。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                








リニューアルディ

2012-12-06 21:58:57 | ガーデナー

SPカーネーション イエローカスタード。カーネーションは、たくさん種類があって、年中何かが咲いています。

昨日は疲れすぎて、ブログを書きながら椅子の上で寝てしまい、起きたら夜中でした。
気持ちの良い疲れです。

朝起きたらすっきり。
音の出せない早朝のうちに、お掃除して、洗濯して、気になっていた鉢植えの入れ替えをしました。

山椒を植え替えたら、失敗。枯らしてしまいました。小さな鉢にかわいそうにと、大きな立派な鉢に植え替えたら…山椒は植え替えてはいけない。と後で知りました。

そこに、窮屈になって、下から根が出ていた宇津木を植えました。山椒は簡単に抜けたけれど宇津木は大変。背が伸びている上に、根が鉢一杯に回って、カチカチ。引いてもさかさまにしても出てきません。水を入れて、ほとびさせて、スコップで端をざくざくはがして、ようやくお移りいただきました。

おれから、寒くなってみるみる、葉がちじれてしまったバジルを引っこ抜いて、旧宅から持ってきたバラの枝を替りに突き刺して、移植を図ります。

後は百日草。名前の通り、早春から長い間楽しんだジニアが、いよいよ、しおれてきました。10度以下になると、だめみたい。
抜こうと思ったら、これまたかたくて抜けません。
花は花びらが丸まってきましたが、よく見ると、つぼみがまだところどころついています。
固くなって抜けるのはいやだといっているようで、ジニア植え替えは見送り決定。もう少し様子をみます。

音が出せるようになったら、昨日のおさらい。
ビブラートとフレーズ、拍子の関係が、あんまり意識的にできていなかったので、そこに意識を集中してさらいなおし。
他の曲でも、どうかしら?といろいろ引っ張り出してやってみます。
ゴダードの組曲、カゼッラのシシリエンヌとバーレスクでやってみると、なかなかいいみたい。

もっと、はっきりわかるものは・・・、ありました。
ブリジアルディのベルディのファンタジー集。
アイーダ、椿姫、トロバトーレをやってみると、すごくいい。
なんで、今まで無造作に吹いていたんだろう?
もっと考えて吹かなくっちゃ。





朝から晩まで

2012-12-05 22:24:58 | 音楽

朝。ボーンズレッスン。
終わった後すぐにピアノのSさんを乗せて車で出発。途中、阪急茨木市駅でギターのNさんをひらい、茨木のKさん宅で、カルメンの練習。
年末で車が増えているかもしれないと、1時間見て、阪急茨木市駅に向けて走ったら、すいていること、すいていること。すいすい行って、20分で着きました。あり得ない新記録です。約束は40分後。
ロータリーで待っているわけにもいかず、市営駐車場に入れて、30分ほどSさんとしゃべっていました。
こんなこともあるもんです。

3人でKさん宅に行くと、おいしいアップルパイを作って待っていてくれました。パイを食べてから練習。
Nさんは、ジプシーの歌と、闘牛士の歌、花の歌の3曲を入ります。
Nさんはこの後、京都で仕事があるので、あまり時間がなかったけれど、少しでも合わせられてよかった。
楽譜がなかなか決まらなかったから、ちゃんと合わせられたのは、今回初めて。
すみません。ギター譜作成の私が、悪いのです。

よかった!今回は間違いない。

後は、2、3か所、消音の仕方を変え、時間切れ。また、今度。

Sさん、Kさんと私は、今日は、9時までする予定です。
なかなか、3人でまとまった時間がとれないので、Kさんが「合宿しよう。」と提案してくれましたが、Sさんが「それは、無理。」ということで、9時まで。

最後の1時間は、夕食。
かぼちゃのスープと、野菜炒め。
ごちそうさまでした。
あー!よく練習した。
また集まります。                                                                                                                 


楽しい航海のはじまり

2012-12-04 21:26:49 | 音楽

これは台湾のお菓子。芝麻蚕棒とあります。ゴマを小麦に練りこんだお菓子で、春に出てくる蚕の幼虫に形を似せてあります。日本でも天皇陛下が蚕にえさをやる儀式がありますが、台湾でも蚕は、春と、豊穣のシンボルのようです。

Sさんが、独奏演奏会を終えて、初めてのレッスンにやってきました。
うまくいったみたい。

一人で人前で演奏するのは、本当に勇気がいります。
曲を選び、順番を決め、練習し、衣装を決め、どのようにすすめるか?どういう演奏会にするか?
すべて一人で決めなくてはなりません。

コンサートを自分で開くというのは、親になること。と教えてくれた人がいます。
give すること。

自分にできる最高のこと。最高の環境をつくること。
練習して、練習して、準備して…それから、それから。

それでも、ベターな自分しか、出せません。完成したら終わりだから。

できるのは、このことから、学ぶこと。成功したところ、失敗したところ、ちょっとうまくいったところ、ちょっとまずかったところ。網の目を細かくして分別します。

漕ぎ出してしまったら、ゴールはありません。長い長いプロセスがあるだけ。
楽しい航海が待っています。







金玉満堂(きんぎょくまんどう)

2012-12-03 23:03:19 | Weblog

夫が台湾から戻ってきました。
年末のプレゼントはやはりカレンダー。しかし、すごいシュールな絵柄。左端に金玉満堂(きんぎょくまんどう)の文字。家の中に金銀財宝が満ちるという意味で、台湾の縁起物ださそうです。



何か懐かしい感じがするのは、祖母のうちにあったえべっさんと大黒さまの対いの大きな面にこのおじさまのお顔がそっくり。

私は子どもの頃、あのお面が怖くて、飾ってある部屋に一人では入れなかった。

それなのに、泊ったら、その部屋を通らないとトイレにいけなかった。何度もおもらし。叔母に嫌がられた。「なぜ?」と聞かれたので、「あのお面が怖い。」と言ったら、笑われたけれど、叔母の目は怒って見えてお面より怖かった。
以来、お面を見ないようにして、走って部屋を駆け抜けることにしました。
時々、失敗して途中で足がすくんで固まってましたが。
いつの頃からか、平気になってました。
その家も、今は無く。あのお面はどうしたかしら?
もともと、商売の家ではなかったのに、誰が買ってきたのかな?

現世の富を求めるのは世界共通。
台湾だけでなく、中国でも、ベトナムでも同じテーマの縁起物があるそうです。
日本もアジアの一員だったんだなぁと気づかされます。