ひろの映画見たまま

映画にワクワク

映画「スープオペラ」、35歳独身女のメルヘンチックな映画です!

2012-03-04 13:26:53 | 日本映画
2010年作品。おススメ度 ☆☆
              メルヘンがお好きな独身女性 ☆☆☆☆


阿川佐和子原作。坂井真紀主演。

古くて大きな家、廃墟となった遊園地。これだけでもうメルヘンチック。ロケ地を探すのは大変だったとか。

35歳独身の主人公。父親の名を知らさず死んだ母の代わりに育ててくれた叔母が、若い男と結婚して北海道へ。古い大きな屋敷に一人残される。

昼間は、大学の図書館に勤務。彼女に気のある館長や、タロット占いをしてくれる男性。

昼間の空き家に、初老の男が侵入、絵をかいていた。

そして突然、泊めてくれという。

出版社に勤める友人の誘いで、訪れた作家の家で知り合った友人の部下の若い男が、なぜか、泊まり込む。

こうして、不思議な三人の生活が。あとは、メルヘンチックで、シリアスなドラマが展開。

坂井真紀をはじめ、加賀まりこ、藤達也ら芸達者が共演。

タイトル通りの「おいしいスープ」。

と舞台はそろったのだが、何かが抜けている。映画にのめりこめない自分がいる。(あとはネタバレ)







































家に侵入した男性が、実は父親だったかもというエピソードや、

いつも笑顔を絶やさない同居の男と関係を持ったり、

話しがちまちま、めるへんちっくではない。

肝心の料理ももう一つおいしそうでない。

最近この手の、料理映画が増えているが、ひねりが必要なのだろう。

特にラストの夢のシーンは、ヨーロッパ映画を意識しているが、映画に膨らみのないのに、総出のシーンは余計だ。
コメント
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