映画「王将」は、実在の阪田三吉をモデルにした北条秀司の戯曲を、伊藤大輔が、脚本・演出している。1948年作品。
阪田三吉は、大阪天王寺の裏長屋に住む草履作りの職人だが、将棋が好きで、貧乏な家を顧みず、大会の費用などは、家財道具を売って用立てていた。
家には、妻と娘がいたが、極貧の生活、(ちょっと今では考えられない貧しさ)、あまりの夫の身勝手に、鉄道自殺を試みる。
だが、妻はそんな夫をじっと耐えて支えてきた。
大会で、東京から来た関根棋士と闘い、負けたことから、意地になり、王将を目指す。
10年後、関西では敵なしの勢いだったが、関東の関根との決戦で、汚い手で勝つ。その祝いの席で娘に将棋指しの本道をさとされる。
そして因縁の関根棋士にも勝つが、名人を辞退、関根名人の祝賀会に参列するが、その時、妻が死ぬ。
愛してやまぬ妻の死を厳粛に受け止める。
伊藤監督は、流れるような映像処理で、いきいきと暴れ者の感じの三吉を活写。妻と子の家族愛を高らかに歌い上げる。
三吉を坂東妻三郎が演じ、三枚目的な演技を交えながら人間臭さをだしまくる。
まあ、一昔前のいい男の話だ。
阪田三吉は、大阪天王寺の裏長屋に住む草履作りの職人だが、将棋が好きで、貧乏な家を顧みず、大会の費用などは、家財道具を売って用立てていた。
家には、妻と娘がいたが、極貧の生活、(ちょっと今では考えられない貧しさ)、あまりの夫の身勝手に、鉄道自殺を試みる。
だが、妻はそんな夫をじっと耐えて支えてきた。
大会で、東京から来た関根棋士と闘い、負けたことから、意地になり、王将を目指す。
10年後、関西では敵なしの勢いだったが、関東の関根との決戦で、汚い手で勝つ。その祝いの席で娘に将棋指しの本道をさとされる。
そして因縁の関根棋士にも勝つが、名人を辞退、関根名人の祝賀会に参列するが、その時、妻が死ぬ。
愛してやまぬ妻の死を厳粛に受け止める。
伊藤監督は、流れるような映像処理で、いきいきと暴れ者の感じの三吉を活写。妻と子の家族愛を高らかに歌い上げる。
三吉を坂東妻三郎が演じ、三枚目的な演技を交えながら人間臭さをだしまくる。
まあ、一昔前のいい男の話だ。