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フランス/イタリア映画「狂った血の女」、ムッソリーニ時代のイタリア、過酷な運命が!

2012-03-17 15:37:24 | フランス映画
劇場未公開 2008年作品。 おススメ度 ☆☆
                     イタリア映画好き ☆☆☆ 

タイトルから受けるイメージと違った。

ムッソリーニ政権下、イタリアの映画界で一世を風靡した共演男女の数奇な運命。実話の映画化だ。

新人女優が、監督に引き立てられ、ベテラン男優と共演するシーンから映画は始まる。

サクセスストーリーのようでいながら、戦時下のそれも、内戦による対立があって、悲劇のストリートなっていく。

昨年公開された「愛の勝利」と同時期の話であるが、いかんせん、日本となじみが薄く、話に乗りにくい。

まして、主人公のベテラン俳優は、かなりやり手で、セックスとコカインに溺れていく。

結局、ヒロインのモニカ・ベルッチに焦点が当たるが、たしかに貫録の出た演技に惹かれるものの、所詮そこまで。

題名に裏切られてよかったのかどうか?

ただ、イタリア映画の健在さはのぞかせた。
コメント
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