ひろの映画見たまま

映画にワクワク

イタリア映画「やがて来たるものへ」、イタリアでナチスにより行われた大虐殺!

2012-03-30 18:53:49 | 映画
おススメ度 ☆☆☆
   本当は、☆☆☆☆なんだけど、ちょっと日本人にはとっつきにくい。

北イタリア、ボローニャ近くの農山村。

牧畜を営む地味な農家。大家族だ。

8歳の女の子が主人公。彼女は、生まれたばかりの弟を自分の腕の中で死なせてから、口がきけなくなっていた。

前半、地味な田舎の生活がていねいに描かれる。この平凡な山村におこる恐ろしい出来事。

第二次世界大戦のイタリヤは、複雑な立ち位置だ。連合軍に敗れ、南は連合軍に、だが、北は同盟軍のドイツが、支配する。

だが、それを嫌って、抵抗勢力パルチザンが活躍。彼らは、村の出身者たちだ。

その複雑な関係が悲劇を生む。

パルチザンと村人の区別ができなくなったドイツ兵が、村人を無差別に虐殺。

映画は、少女の目から、その有様を描く、ひたひたとくるドイツ軍の恐怖。

しかし、映画は、「やがて来るものへ」のメッセージを発するラストで終わる。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする