ひろの映画見たまま

映画にワクワク

オーストラリア映画「小さな村の小さなダンサー」、中国出身のダンサーの苦悩!

2012-03-11 19:31:12 | 映画
おススメ度 ☆☆☆
      バレー好きの方 ☆☆☆☆

これてっきり、中国映画だと勘違いしていた。中国人が主役のオーストラリア映画だ。

というのも、この映画は実在の人物の伝記の映画化だ。

中国人で、アメリカでトップバレリーナとして活躍、のちにオーストラリアに移住した。

文革の直前の中国、国策としてバレリーナ養成の目的で、農村から、身体的に適した人物を抜擢、国のバレエ団員を養成した。

この映画の主人公は、まだ、小学生だったが、抜群のカラダのしなやかさで、抜擢された。

ただ、自ら志願したわけではないので、心の葛藤が生じる。訓練が厳しいからだ。

中国の国情の変化で、江青の時代、国策バレエを踊らされる。

そして、毛沢東が死に、変化が、アメリカに招かれてバレエ団に所属。頭角を現す。

そこで恋もする。

滞在期間が過ぎ、国へ帰るときに、引き止められ、一方、自由なアメリカでバレエを踊りたいと思う。結婚という選択肢でアメリカ人になり、中国から追い出されてしまう。

しかし故郷は忘れられず悩む。

中国という特殊社会で苦労した伝記は、興味を呼ぶ。

バレエシーンもふんだんで、バレエ好きにはたまらないだろう。

ただ、中国にとっては、厳しい描き方なので、中国での公開はない。

中国でのロケは行われた。



 
コメント
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