おススメ度 ☆☆☆
イラクの現状を知るには ☆☆☆☆
あの崩壊後のイラクが舞台。
監督もイラク人。
出てくるのは、3歳の少年とその祖母。
二人は、戦争のために出かけた少年の父(祖母の息子)を探すため、バグダッドから南へ旅する。
そして出会う人々との交流を通して、イラクのおかれた、悲劇と、人間としての善と悪について、行動と言動で表現する。
まず、彼らはクルド人のため南部では言葉が通じない。少年はアラビア語をわずかに理解するのでなんとか通じる。
少年は、父のくれた横笛を持ち、将来は音楽家になりたいという。
最後に、題名とは裏腹に悲劇で終わる。
イラクの抱える悲劇が胸に迫ってくる。
黒い布をまとった女性たちの群像が、映像的にも目を引く。
監督のインタビューによると、主役二人は、素人、だが、探し回って生い立ちが役柄と似た人を見つけた。好演だ。
撮影には、イラクで撮影しただけに、様々な苦労があったという。その話を聞いただけで、これはぜひ見るべき映画だと思った。
イラクの現状を知るには ☆☆☆☆
あの崩壊後のイラクが舞台。
監督もイラク人。
出てくるのは、3歳の少年とその祖母。
二人は、戦争のために出かけた少年の父(祖母の息子)を探すため、バグダッドから南へ旅する。
そして出会う人々との交流を通して、イラクのおかれた、悲劇と、人間としての善と悪について、行動と言動で表現する。
まず、彼らはクルド人のため南部では言葉が通じない。少年はアラビア語をわずかに理解するのでなんとか通じる。
少年は、父のくれた横笛を持ち、将来は音楽家になりたいという。
最後に、題名とは裏腹に悲劇で終わる。
イラクの抱える悲劇が胸に迫ってくる。
黒い布をまとった女性たちの群像が、映像的にも目を引く。
監督のインタビューによると、主役二人は、素人、だが、探し回って生い立ちが役柄と似た人を見つけた。好演だ。
撮影には、イラクで撮影しただけに、様々な苦労があったという。その話を聞いただけで、これはぜひ見るべき映画だと思った。