おススメ度 ☆☆
スペイン映画。
2004年3月11日にマドリードで発生した同時爆破テロ事件がヒントに映画化された。
ただ、スペインの事情に詳しくない日本人にとって、いささか、難解な映画。
冒頭、あるバーで、酔っ払った客が、突然切れてピストルをぶっ放し、あっけなく3人が殺されてしまう。だが、この男、客でありながら、警察の標識を持っていた。
奥にいた一人の若造に逃げられてしまう。徹底的に証拠隠滅した悪徳警官。
この事件から、見失った男を追ううちに、麻薬とテロの組織が絡んでいた。
一方この事件を追う敏腕女判事と刑事。
バーで暴れた警官をホセ・コロナドが演じ、濃い髭ずらで、悪らしい貫録。好きになれない主人公だが、ラストにまた一大アクションがあって盛り上げる。
ただ、アクションといっても、派手な撃ち合いやカーチェイスはなく、その点ではおとなしめの映画だ。ただ、殺しの瞬発力は素晴らしい。
この悪徳警官の悪の根源の描写(なぜアル中で銃をぶっ放すのか)が薄くわかりづらい。さらに、テロ組織との関連も我々には分かりづらい。その辺がすっきりすれば面白い作品なのかも。
スペイン映画。
2004年3月11日にマドリードで発生した同時爆破テロ事件がヒントに映画化された。
ただ、スペインの事情に詳しくない日本人にとって、いささか、難解な映画。
冒頭、あるバーで、酔っ払った客が、突然切れてピストルをぶっ放し、あっけなく3人が殺されてしまう。だが、この男、客でありながら、警察の標識を持っていた。
奥にいた一人の若造に逃げられてしまう。徹底的に証拠隠滅した悪徳警官。
この事件から、見失った男を追ううちに、麻薬とテロの組織が絡んでいた。
一方この事件を追う敏腕女判事と刑事。
バーで暴れた警官をホセ・コロナドが演じ、濃い髭ずらで、悪らしい貫録。好きになれない主人公だが、ラストにまた一大アクションがあって盛り上げる。
ただ、アクションといっても、派手な撃ち合いやカーチェイスはなく、その点ではおとなしめの映画だ。ただ、殺しの瞬発力は素晴らしい。
この悪徳警官の悪の根源の描写(なぜアル中で銃をぶっ放すのか)が薄くわかりづらい。さらに、テロ組織との関連も我々には分かりづらい。その辺がすっきりすれば面白い作品なのかも。