ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「プッシャー」、映画「ドライブ」の監督の処女作。

2013-12-29 16:41:00 | 映画
おススメ度 ☆☆
   サスペンス映画好き ☆☆☆

1997年デンマーク映画。

日本でも1999年に劇場公開されたが、今年4月DVD化。プッシャー2、プッシャー3のセットでも売られている。

プッシャーとは、麻薬密売人のこと。

コペンハーゲンの裏社会で生きている麻薬密売人が、警察に追いかけられ、麻薬を失ったせいで、莫大な借金を抱え込む。

親分に催促され、散々いたぶられる。

「ドライブ」の監督ニコラス・ウィンディング・レフィンの処女作。資金が潤沢でなく、屋外での手持ちカメラによる撮影のため、薄暗く画面は揺れに揺れる。そのため臨場感は十分。

親方のねちこい借金の取り立てに、這う這うの体で、資金繰りに走り回る。

一方で、恋人がおり、ラブロマンスでもある。

ただ、主人公に花はなく、まあ、安上がりでよくやっているという感じ。

私の見たDVDには、映画制作の裏話が一本のストーリーとして入っており、才能だけでは食っていけない映画界を痛烈に描いている。

この監督の資金繰りとプッシャーの借金問題が、オーバーラップされる。

デンマークといってもヨーロッパの一部なのだ。

コメント
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