ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「キャプテン・フィリップス」、海賊に捕まった船長の奮闘!

2013-12-08 17:19:48 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆☆☆

134分の大作。

殆どが船上での海賊とのやり取りなので、緊張の連続。

そしてラストの感動は、演技演出の総力が発揮されます。

この映画は、2009年のソマリア海域人質事件を描いたフィクションです。

だが、決してキャプテンフィリップスの英雄話ではなく、相手の海賊との丁々発止のそれこそ命を懸けての対決です。

当然アメリカ海軍の特殊部隊の活躍も同時並行して描かれます。

しかし、人命尊重ぎりぎりまでの攻防が続きます。

冒頭、キャプテンフィリップスの出勤前の妻とのやり取りから、ソマリアでは、親方から海賊で、大金を稼ぐことを要求される男たちが描かれます。

一応、彼らの立ち位置が明確で、それが、キャプテン一人と海賊4名の攻防に重みを与えます。

キャプテンは決して英雄ではありません。その見せ方が、トムハンクスの絶妙な演技です。見ているこちらが、ハラハラドキドキ、胸がパンクしそうです。

ドキュメントタッチでありながら、うまく映画にした見事な作品です。

前半の海賊の乗り込み場面も、船員たちの見事な演技で、迫真を呼びます。バックには、ソマリア海賊たちの必死の突入があります。

その前の、小型ボートが刻々近づくレーダーの映像にも釘付けです。

   
コメント
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