ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「偽りの人生」、一卵性双生児、兄が弟に成り代わって

2014-01-18 14:37:24 | 映画
おススメ度 ☆☆

変わった映画好き ☆☆☆

アルゼンチン映画、ただし、スペインドイツ合作。

都会で医師をし、美しい妻と二人暮らしの弟、順調のはずが。

兄は、ブエノスアイレスから北へ30km程のデルタ地帯、生まれ育った地に住む。

突然訪れてきた兄、がんで死にたいので殺してくれという。ふとしたはずみだ殺してしまった弟は、兄の身代わりとして、故郷に降り立った。

それが偽りの人生か、この言葉は邦題で、意味深長。

お金もあり自由に暮らせるはずが、弟は犯罪に手を貸していた。

だが、兄が気を寄せていた女に恋心を抱き、事件が。

デルタ地帯のたたずまいが薄暗く、家も岸辺で鬱陶しい。

双子を一人二役で演じるビゴ・モーテンセン、はまり役というか、せりふの少ない心情表現は、うまいというのか、地というのか、その雰囲気が巧み。このひとり二役が当初映画を分かり難くする。

それにしても、じくじくとしたサスペンスにならない犯罪映画。

心理を読み解くべきだが、若い女性との恋も、なぜという疑問で終わってしまった。

コメント
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