ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「武士の献立」、加賀藩の料理侍の話です

2014-01-04 17:45:46 | 日本映画
おススメ度 ☆☆☆

昔は、正月映画といえば、派手な映画だったが、

今は、時代劇といっても、料理包丁侍が主役とは、様変わりだ。

金沢といえば京に次ぐ、伝統の和食どころ。

それは、この江戸時代からの流れがあるのだろう。

舟木家というのは実在した料理侍で、映画にも見られるように料理のレシピ本を残している。

物語は、藩主の側室に仕える料理上手な出戻り女が、藩の包丁侍から目を付けられ、その跡取りに嫁入る話からスタート。

ただ、その跡取り、料理がからきしダメで、むしろ剣の道に励んでいた。

というのも、剣道場の跡取り娘に惚れこんでいたからだ。

兄の死で、包丁侍を継ぐことになり、彼女との結婚も友人にかっさらわれていた。

これに加賀藩の改革派の行動も重なり、実態は、かなり歴史ものだ。

ただ、包丁侍を描く筆が分散残念。

上戸彩が、料理上手の妻を演じ、高良健吾の夫とのコンビはフレッシュ。

ただ、いかにも話が地味。正月映画らしくない。

コメント (1)
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