ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「ポロック 二人だけのアトリエ」、前衛画家の伝記映画

2014-01-21 20:04:14 | アメリカ映画
おススメ度 ☆☆☆

ツタヤが旧作50円セールをやっていたので借りたのがこの一作

2000年作品。

20世紀の米国における現代美術を代表するアーティスト、ジャクソン・ポロックの生涯を描く。

1941年、若いポロックのもとを女性画家リー・クラズナーが訪ねてくるところから始まる。


この女性が、ポロックの才能を信じ、画商を口説き、絵を売れるように苦心する。

二人は結婚、郊外の自然に囲まれた農家に引越し、新たなアトリエの中でポロックは創作活動に集中する。

一時は、キャンバスを前にしてかけない日が続く。そして編み出したのが、ドリップ・ペインティングという独自の手法。要は、絵筆にたっぷり絵具をつけ、下に置いたキャンバスに筆をなぐりつけるのだ。

一見お遊びのようだが、彼なりのルールで絵を仕上げる。

この手法がブームを呼び一躍有名に。

だが、芸術家の常、いつも襲われる重圧。

そして、お決まりのアルコール漬け。

悲惨な最期を遂げることに。

ポロックを演じるのはエドハリス。自ら監督をし、演じられるのは自身しかいないと自演。

当然、ドリップペインティングを習得。絵を描くシーンを演じている。

彼を支える妻に、マーシャ・ゲイ・ハーデンが扮し、この年のアカデミー賞助演女優賞を得ている。

自伝だけに、かなり淡々と話が進むので、ちょっとだれる。

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「めめめのくらげ」、ふしぎな「くらげ坊」とフレンド大活躍のファンタジーです

2014-01-21 17:10:18 | 日本映画
おススメ度 ☆

   ファンタジー好き ☆☆

世界的に活躍するポップアーティストの村上隆初めての作品ということで期待して借りてみたが。

フレンドという愛嬌のある怪物たちの物語で、子供向きだと思ったが、意外と社会性があって大人向きかなと。

ただ、大人の私にしてみては、なんともメルヘンチックなのだが、さっぱり映画に乗れませんでした。

出てくるフレンドの数20個以上。それぞれ特徴があり、これを見ているだけで楽しいとも言えます。一方、くらげ坊もフレンドに交じって大活躍です。

巨大な怪獣というか、これも一見かわいらしい、物体に子供たちが一斉に携帯のようなもので、フレンドを操作し、戦いを挑みます。

だが、子供たちを引き飛ばし、このあたりのCGは結構見せてくれます。

ただ、この戦いの意味づけがさっぱりわからなくて、あいまいなのです。

言ってみれば、東北大震災の影響を意識してか、黒マント軍団や、新興宗教まで出てきて、更には、なくなった父の映像もでてきて、

舞台は、学校だったはずが、巨大な研究所だったり、ファンタジーといえばファンタジーなのですが

そしてラストは、2の予告編。 
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